科学の限界 菊池誠
科学は「結果が絶対だ」というものではなく、科学的な方法論とか、考え方とかが「有効だ」と考えること。有効であるが科学は絶対ではありません。その有効さもTPOによって変化します。
科学にがっかりしたヒト
科学が人生について大切なことをあまり教えてくれなかったことにがっかりしたカルト教団の幹部。
科学とは
科学はすべてのものを既知にしたいとの欲求に根ざしたパラノイアに他ならない。
カリウム40の物理的な半減期は13億年
半減期とは放射性の原子の半分が崩壊するまでの時間
減ったのではなく放射線を出して別の原子に変わった
私を見てという人たち
マスコミ 雑誌 ニュース それで飯を食う人たち
アーティスト
露出狂
怪しい商売
マクロビオティック とらねこ日誌
EM菌
百匹目の猿現象 ライアル・ワトソン 同じ思いを持つ人がいれば思いはテレパシーで伝わる
科学と神秘のあいだ 菊池誠
Mythbusters Apollo検証 discovery channel
妄想に取りつかれる動機は「正義」「善意」「ロマン」 二分法
納得できる理由がほしい
平和運動
ニューエイジ アメリカの60年後半に出てきたカウンター・カルチャー 西洋的な物質文明に批判的で、スピリチャル的な東洋思想へのあこがれが強いのが特徴。
フィフス・ディメンション アクエリアス
奇跡の確率
コインの表が10回連続で出る確率 1/2の10乗 1026回に1回
日本人全員が同時にトライすると100000人10万人のヒトがこの奇跡を体験できる。
相模湖町の人口が1万なので、町民の10倍の数の人が、目の前でこの体験ができる。
「ザ・ムーン」ドキュメンタリー ロン・ハワード監督
「ディファレンス・エンジン」小説
かぐやの月面映像
ブレードランナーのファイナルカット2007 アンドロイドは電気羊の夢を見るか? フィリップ・ディック
JM 映画
テルミンの演奏 theremin レッドチェッペリン1976 胸いっぱいの愛を ノー・クオーター
2つの間
線を引く どこで引くか合理的に決めるためにきちんとしたデータを集める。
おりあいをつける
遺伝の理解と意識中心主義のリベラル
「獲得形質の遺伝」をルイセンコが主張。
麦を蒔く前に低い温度にしばらくおいてやるだけで品種改良ができ、そうやって育てた小麦の子孫は受け継がれる。
「自然」は社会主義的イデオロギーと調和しているはずだ。という願望。
これをソ連の正当科学と認められ、反ルイセンコ派の学者は追放された。
左翼運動とルイセンコ説支持とが結びついていた。
参考文献
代替医療のトリック
人類の月面着陸はあったんだ論
科学文明の暴走過程 吉岡斉