波動性科学 大橋正雄

 

現代科学の特徴と限界

宇宙、エネルギー、物質、生命。これらの創生は棚上げして、現象という目の前にあるものをどうすればどうなるかを求めているのが現代科学

 

ビート・波動・カタチが機能を現す

カタチになっていない波動とはどんなものなのか?

波長と波形でカタチにすることができる。

周波数がわかりやすい例。

例えば水HO、水素は3.2882×1015Hz、酸素は3.2928×1015Hzなのに

この合成波であるビート唸波である水だと4.6×1012Hzになる。

この波動が水という性質・機能・形態を現すことになる。

 

虚質とエネルギー

物質の存在しない空間にガンマー線を照射すると陰電子と陽電子(反電子)が対発生する。

ここでいう虚質とは、真空や近代科学のエーテルや般若心経の「空」のこと。

 

虚質が静止している時には電荷は潜在しているだけで何らの現象も現さないが、虚質が動くとその反作用として磁気を誘発し、磁気は電気を対発生する。この電磁波が宇宙に創生したエネルギーである。

 

物質の姿は虚質より発生したエネルギーの姿であり、電磁波・物質波として宇宙に拡散消滅していく。

 

エネルギーの創生は虚質の低圧が解消し始めた時に生まれた。

 

宇宙のエネルギーの源泉  低圧帯と渦巻きとプランク定数

この虚質は地球上の空気のように流動して、いくつかの高圧帯や低圧帯を作る。

低圧帯の一つが私たちの宇宙であり、高圧帯は反宇宙を作る。

低圧帯と高圧帯は次第にバランス状態へ向けて消滅していく。

この消滅に向かう時に、虚質は渦巻きをつくって回転しながら消滅していく。この渦の向きは正宇宙と反宇宙では反対になる。

渦巻きは反作用として電磁波が発生し、この電磁波が宇宙に初めて発生したエネルギーである。

渦の半径と速度は反比例し、渦が一回転した時に電磁波が発生し、その値がプランク定数4.1357×10-15Vである。

宇宙は低圧が消滅するまで虚質はエネルギーを産み続ける。

 

プランク定数

スピン運動量がh2πの整数倍の軌道だけが安定している。

プランク定数は、虚質の一回転あたりの電圧値、すなわち創生したエネルギー。大きさやスピードに関係がない。

 

算出の歴史

石炭1グラムに炭素原子が6×1022個あり、8000カロリー発熱するとして、1原子あたりの発熱は8×103×4.2×1076×10225×10-12エルグ

1エルグは、1ダイン(dyn)の力がその力の方向に物体を1センチメートル(cm)動かすときの仕事と定義されている(g·cm2/s2)。この定義において、ダインをニュートン(N, 1N = 105dyn)に、センチメートルをメートル(m, 1m = 102cm)に置き換えると、SIにおける仕事・エネルギーの単位であるジュール(J)になる。よって、1 J = 107 erg, 1 erg = 10−7 J となる。

1カロリー=4.2×107

 

Åはオングストロームångström)で、長さの単位である。原子や分子の大きさ、可視光の波長など、非常に小さな長さを表すのに用いられる。110−10m = 108cm0.1ナノメートル(nm)  1nm109m

紫線を400 nmとすると4000Åなので

1つの粒子のエネルギーは

E=hν=h×c/λ    振動数=光の速さ/波長

h : プランク定数

E : エネルギー

ν : 振動数

c : 光の速さ

λ : 波長

 

炭素1原子のエネルギーと光1粒子のエネルギーが等しいとすると

5×10-12エルグ=h×振動数=h×c/λ

h5×10-12エルグ×4000×1010m30×107m6.66×1027エルグ

光1粒子が一回転(1周期・波長)するエネルギーが推定された。

この数値は熱した鉄の温度とその光の色との関係から算出された。

熱も光も電磁波の周波数の差によって現象が異なる。

低い温度だと光の周波数は低く、高い温度だと光の周波数は高い

単位がエルグだと仕事の単位なので、これを電圧であるVで表現すればエネルギーの単位となり理解しやすい。

プランク定数を電圧に変換すると4.1357×1015V6.626×1027エルグ)になり、光(電磁波)粒子の一振動(1回転)は時間に関係なく一定のエネルギーであるhが発生する。

このエネルギーは虚質の渦によって補給される

 

プランク定数は、虚質の低圧の消滅に際し形成される渦の一回転のエネルギー値である。電圧でも現すことができ、宇宙で最も小さい値であると考えられている。

最小の周波数は仮説としては窮子を対象にして1051Hz

最大の周波数は素電荷eではμ中間子と電子のように電荷が一定である。

プランク定数の本体は素電荷である?

 

万有引力定数の6.673×108dyncm2g2を円ではなく楕円軌道にして計算するとプランク定数6.6262になるのではないか?

 

 

 

赤色と紫色の周波数は違うが光速は一定である理由

光を発生する電子の自転の周波数(1020Hz)が一定であるから。

電子は自転しながら原子殻の周りを公転(1015Hz)しつつ、基底準位の軌道へ遷移していく

 

渦巻き回転

太陽と惑星。原子核と電子。このように中心を軸として惑星や電子は永久運動をしている。地球上では台風、植物の蔓、貝、つむじ、DNA、原子、宇宙の星雲の渦。

流体の低圧が解消する時に渦が発生する。

 

電磁波の媒質

波の媒質は水、

音の媒質は空気。

電磁波の媒質は虚質(真空・「空」)

 

相似現象がある理由

元を辿れば、物質にはそれぞれ特有の波動があり、その波動は主として原子波や物質波のエネルギーであり、エネルギーは法則に従って現象を現すので相似になる。大元は虚質である。

 

時間の求め方

速さ×時間=距離  時間=距離/速さ

仕事効率×時間=エネルギー量    虚質のエネルギ−×時間=虚質全体の低圧のエネルギー量

 

究極の粒子

窮子 1050  回転している虚質の波動

 

加波消滅

虚質の低圧が0に戻る過程

物質は消滅してもエネルギーは、虚質の増加というカタチになって虚次元のエネルギーとして保存される。

1 エネルギー準位 K殻を回っていた電子が外側のL殻を回るようになる

2 イオン化 電子が取り除かれ、残存する電子は半径の少ないところだけになり、原子の回転数もエネルギーも飛び飛びに多くなる

3 核のエネルギー準位 電子をすべて失い、陽子・中性子の運動が増大し中間子によるガンマー線が輻射

4 素粒子分解 陽子・中性子は中間子・ニュートリノ等に分解し波長の短い電磁波を輻射

5 粒子の消滅 虚質の渦と反対の力が加わり、エネルギーはそれ以上発生せず粒子は存在しなくなる。

  周波数が0になる。 E=h×0でエネルギーは0になり光子粒子は消滅する

 

光の発生

水素原子のK殻軌道の電子にエネルギーを加えると電子は励起L殻に遷移する。しかし回転運動をすると電磁波を輻射して運動エネルギーを失い、また元のK殻軌道へ遷移する。この時に加えられたエネルギーを放出するのが、光である。

 

光とは

偏光現象から横波であり、光と電磁波の速度が一致することから光は電磁波の1つであり波動である。しかし粒子的な運動をすることもある。

「光は波動的性質と粒子的性質を二重に持つもので、現象の如何によってそのどちらかの性質が現れものである」

たとえば干渉するのは二つの光量子の間の相互作用によるものではなく、1つの光量子の性質なのである。光量子が吸収されるのは、ひろがっている波の中のどこかでおこるということいえるが、光量子というものについて昔流の粒子の考えをしてはならない。

 

光速一定の理由

親ガメ(スピン)の上に子ガメ(公転)が乗っているようなもので、親ガメの速度が光子の速度である。

 

光速が一番早いという論は疑問で、光子の周波数1020Hzよりも陽子や中性子の周波数は1023Hzであるので、速度も光速より速いことが推定される。

 

ビッグバンの疑問

シュバルトシルト半径を遥かに超えているので、爆発どころかブラック・ホールのように縮壊を起こして消滅してしまうはずである。

 

周波数・エネルギー・粒子の半径・質量

E=h×周波数

周波数が大きいほどエネルギー(電圧)は高くなる。

周波数は粒子の半径が小さいほど大きい。

すなわち半径が小さい粒子ほどエネルギーは強大になる。

 

素粒子は質量が大きいほど、その半径は小さい。

素粒子の質量が大きいほど、大きさは小さく、目方は軽くなる。

 

 

 

 

エネルギーの謎   物質波は存在するのか?

万有引力、重力、重力波、核力、分子間力、表面張力、生命現象などまだ解明されないエネルギーが多くある。

たとえば、原子内で電子がスピンと公転運動をしているが、原子は電気的に帯電もしていないし、電磁波も輻射していない。ということは、その電磁波エネルギーが何か他のエネルギーに転化しているのではないか?

もしかしたら原子から生命のエネルギーが出ていると考えてもよいのではないか?

重力は原子のないところでは存在しないので、原子の中でエネルギーが発生していると考えても不思議ではない。

 

電子のスピンと公転によって生じているだろう電磁波は相殺されることで計測されないのではないか?またその時に原子波(物質波・スカラー波)に転化されているのではないか?

無誘導巻コイルへ交流を流しても電磁波現象は発生しない。もしかしたら原子波が発生しているのではないか?

 

素粒子の質量であるeVVに見立て、これを1回転あたりの電圧で割れば素粒子の周波数がでる。すなわち質量とは周波数のことである。質量とはもともと波動であった訳で「物質波は粒子の質量だけに関係している」

 

原子波を水に照射すると、水はこのエネルギーを吸収し、さらに吸収したエネルギーと同質のエネルギーを輻射する。この輻射は一年以上たっても消滅しない。

 

万有引力は物質波であり、核力や分子間力もこれに含まれていると考えている。

核力が強力であるのは核子の半径が小さいことによる。

万有引力は原子のあるところには必ずあり、原子の存在しないところには存在しない。推定として電磁波が合成して万有引力に転換したのではないかと考えた。この電磁波原子から発生しているので、原子波と仮称した。

 

 

全体と部分

「生命体は部分からできているが、部分を作っていっても生命体はできない。全体の統制のもとに部分が存在するのであるが、この関係がわからない」オパーリン

水素・酸素分子が部分であり、そのビート(唸波)が全体を現す。これが生命現象を解く一番基本的なこと。

 

 

エネルギーはなぜ不連続の値を取るのか?

エネルギーには電磁波的エネルギーと力学的エネルギーがある。

この電磁波的エネルギーは飛び飛びのエネルギー値をとる。

波長の異なる数多くの波を発生させると、波長の等しいもの、または波長のn倍のものは共鳴して比較的長く残るが、波長の異なるものは干渉して消えてしまう。今のところ観測できるのは電磁波的センサーなので、これが飛び飛びの値のものしか存在しない理由である。

 

ブラウン運動

粒子は大きくなるほど粒子が顕著になり、小さくなるほど波動性が顕著になる。その境にあるのがブラウン運動をする粒子である。

 

陽子と中性子が結合すると何故質量が少なくなるのか?

質量とはそのものが発生する物質波であって、その作用は吸引である。

陽子と中性子を直系以内の距離に近づけると、お互いの物質波で加波消滅作用が起こり、エネルギーが一部消滅するので、吸引し合って結合する。この消費されたエネルギーが質量欠損に当たるのである。したがって質量欠損が大きいほど、粒子の結合は安定しており、この吸引に多くのエネルギーを消費するから、強力な結合力が生じるのである。

質量とは物質波の吸引作用のことである。

 

原子転換

植物学者ルイ・ケルプランによると、生体内における原子転換は、実験室の理論的原子核物理学反応の計算のわずか100万分の1のエネルギーで行われている。「生体による原子転換」

にわとりがCaを与えられなくても雲母(AlKの珪酸塩)を食べていれば卵の殻であるCaを生成する。

23Na16O39K

39KH40Ca

23NaH24Mg

24Mg16O40Ca

原子核変換は原子波と中性子波などによって行われている。物質波や核力によってこのようなことが起きているのだと推定する。

これが生命エネルギーではないか?

 

サイエネルギー

とは、中性素粒子による波動と原子波(中性原子波)とその波動の唸波である。

生命現象や霊現象に関係するエネルギーは主として原子波である。

素電荷が二つの場合はマイナスとプラスが中和して、電荷0の中性粒子となり、これがサイエネルギーを発生する。

 

心は物質ではなく、波粒の複雑な合成の作用である。

この唸波の飽和点が命体である。この命体は一度できれば不滅であり、ここから生体ができる。

 

海水を煮詰めた中に塩の結晶を入れると急速に全体に結晶が析出するように、はじめの結晶が波動を起こして全体をリードする。このように生命体でも、はじめのカタチが波動を生み、次のカタチを形成する。ヒトはサルから進化したといわれるがそうではない。環境が備わらなければその発達程度は押さえられ、細部の唸波によるヒト科的形態は形成されない。脊椎動物の初期の段階はどの生物もよく似ている。サルとヒトもはじめはよく似ているということにすぎない。

生命体は、ある環境のもとで唸波の細かい部分が現象化され進化もするが、環境がそぐわなくなれば退化する。

例えば盲腸や尾骶骨のように。氏よりも育ちである。

 

サイエネルギー(特に原子波)を人工発生させ、周波数を生命体の周波数に合わせ、患者に加波すると病気が治る。その周波数を周波数発振器で発生し、発生した電磁波を特殊コイルで生命波に変換し、この生命波のエネルギーを純水に吸収させたものを飲用すると効果が上がる。

 

ガン細胞は正常細胞より少し大きいので、周波数は少し少ない。正常細胞を元気にすると、その波動はガン細胞の波動と唸波を作る。この唸波ができれば癌細胞のは動は存在しなくなるのでガン細胞は消えてしまう。

 

 

精神分裂病と先祖と治療法

患者と周波数の同じ先祖の命体が死後も悩み続けており、その乱れた波動が患者の想念を乱すために、患者は自分の意志(想念)のままに行動することができない。これが精神病の原因であると推定した。

あとは命体の悩みが何であるかを推理し、その悩みを除いてやれば良い。

 

脳に流入した血液のエネルギーが想念のエネルギーとなって、波動的に先祖の命体に影響を与え、理解されることによって、メッセージが伝わると推定している。

先祖や本人の命体に直接に指導を行うことで、患者は治ったのである。治療者の考え方が霊界(原子波界)の実情にあっていたら命体はそれを信じ、悩みから抜け出すことができたのではないかと推定する。

 

 

霊界

この世には分子によって構成されており、原子波粒がある。この世と相似の関係にある原子波粒によって構成された宇宙が存在していても不思議ではない。これが一般にいう霊界ではないか。