67 祖師西來意 第六十二

 

困った時や分からない時に、試しみる価値のある極意があります。

 

オリエンテーション

それは「なりきり」

思い切って、全力で、なりきっちゃえばいい。

何にでもなりきるのがいい。

そうしたら、そこでは言語が不要となり、相対するものもなくなります。

 

病気の時は病気になりきればいい。

暑い時には暑さそのものになりきればいい。

苦しい時には苦しみになりきればいい。

逃れようとはせずに、苦しみを苦しみとして楽しむ。

これが「なりきる」ということ。

ちゃんとなりきれれば、「一つにつながっている世界」の中にいます。

 

生死を超越するのではなく、佛になりきる。

この「なりきる」とは、実践であり、行為であり、試行錯誤であり、「一つにつながっている世界」に溶け込んでしまうことです。

物理学でいうと、最小物質を仮設して、全体と関わることです。

幾何学でいうと、補助線を引いてそこから全体と関わることです。

数学でいうと、最大公約数を見つけて、全体と関わることです。

 

「窓」を見つけて他者、そして全部と繋がっちゃうのが極意です。