庶民の料理 理(ことわり=自然の法則)を料(はか)る
これからも庶民の時代。 この世をささえてるのはいつも庶民。
理(ことわり)を知って、分かって、実践したら、お金がなくても地球で暮らしていける。
大いなる知恵のはじまり、はじまり。
ここで庶民料理の3カ条を
一つ、この世にゴミはない
あるとすればまだ使い方を学んでいないだけ
いつもは捨ててしまう、ゆで汁や野菜の皮、こんな使い方がありますよ。
一つ、時を友だちにする
こちらが無理していたことが、むこうからなにもしなくても助けてくれる
糀 味噌 醤油 酒 みりん 酢 だし
発酵や熟成など微生物と酵素にお願いする方法が色々あります。
一つ、先人やみんなの技を学ぶ
おばあちゃんの知恵から科学の最先端まで、技の素晴らしさをみんなでシェアしちゃおう
保存法、菌と共に生きる、圧力鍋、フードプロセッサー
安全、保管、器具、コツなど知っていると嬉しくなることがいろいろあります。
コラム
庶民料理は適当がいい加減。
維新の志士を活かす
法を捨てるふりをする
庶民料理に正解がない
水と空気、そして膜、これがポイント。
大名と乞食は食べるものが変わらない
玄米と味噌 家老でも魚なんかそんなに食べられなかった
おかゆ 上杉鷹山
庶民が一番偉い!
組織の中のエリートは、ベストの状態の中での判断や正解を見つけることを訓練してきた専門家で、なにか欠けている時の状態ではなにがベストであるかを選択するのは避けるように訓練されている。
組織の上の者の指示があるまでは動こうとしない。いや動けない。経験で動くと罰せられることがあったからだ。 自分の外にある名分と言い訳がないと不安で動くことができない。働き口も他にないと思っていれば、保身がまず頭をかすめ、自分に責任がくる行動はとるのが難しい。
これがエリートの考え方だから、普段は信頼してもよいのだが、何かあった時は、なにもできない、しない、したくない人たちの生きる知恵でパターンであり、現実だ。彼らが悪いのではない。そういうふうにトレーニングされている人に期待する私たちが間違っているのである。
だから大事な時は、心で動く我ら庶民が彼らを助けてあげなくてはならない。
目指すは心は庶民、脳と手足は職人
体は動物、心は庶民、頭は職人、こういう専門家じゃないと、緊急時だけではなく、普段も一つの組織に異を唱えれば生活できない人になる。日本人として空気を読んでそれに合わせて生きるのは大切なこと。でもその空気が自分や大切な人を傷つけるのならば、その時はしっかり考えて行動する時です。
庶民の考え方が私たちを生かしてくれる大切な一つの核だから。
今の一般常識は貴族の調理法
テレビや雑誌に溢れる料理の仕方。どれもまるで料亭やミシェランのレストランの料理人たちがやっている技ばかり。料亭やレストランは特別な集まりに利用する場所。だからそういう時のための特殊な調理法を楽しむ場所。
どれもが素晴らしいけれど、私たちの日常の調理法はもっとエコでシンプルなのがこれまで続いてきた人類史における常識です。料亭のやり方はまさに貴族向けの伝統です。家にいるときぐらい、家族と仲間で庶民しましょうよ。
しなくちゃいけないこと
してはいけないこと
少なくしたほうがいいこと