自己催眠のコツ
リラックスする 姿勢、呼吸
なりたい自分のイメージと心地よい満足感を結ぶつけることを繰り返す。 訓練
以上っ!
文章でイメージを喚起しない
音で入るので理解するのに理由が問われ、そうなると感情に作用するから
克服したいとか自信を持ちたいといったことはいちいち考えてはいけません。心地良い感情だけを繰り返し頭の中に引き出して下さい。
質問者さんは苦手を克服したいのですよね。ならば、それが自己暗示を行う「理由」です。
実は文章といいますのは脳内で一旦音読され、「意味理解」が行われることによって感情に作用するものなんです。そして、この意味理解には必ず文脈としての「理由付け」が必要となります。これがどういうことかと言いますと、つまり頭の中でこの文章の意味理解を行うためには、質問者さんはその「理由」をいちいち思い出さなければならないということです。ならば、これで自己暗示を行うというのは、果たして女の子と話すのが苦手だということを返って自分の頭に刻み込んでしまうようなものです。
これを思い出してしまっては心に不安が発生し、いざというときに必ず躓いてしまいます。では、自分に暗示を掛けるということは、即ち自分はそれが苦手であるというのを忘れてしまうということです。
どうすれば良いのかと言いますと、まず自分に暗示を掛けたい内容が纏まったならば、今度はそれを言葉ではなく頭の中でイメージして下さい。文章なんてのは何でも構いません。例えば「自分は女の子と――」、後は「ほにゃほにゃ〜」でいいんです。この先は実際に女の子と話をしている自分の姿を瞼の裏に描き出して下さい。また、相手の女の子が質問者さんの話を嬉しそうに聞いているのを想像してもいいです。そして何も考えず、そのイメージに対する「心地良い満足感」が頭の中に無条件で得られるよう訓練して下さい。自己暗示を行うとき、精神をリラックスさせるのはこのためです。これにより、やがて質問者さんの脳は意味理解をスキップして訓練通りの感情を引き出すようになります。果たして、言葉というのはそのための単なる「切っ掛け」でしかないのであります。
とにかく、理由は忘れてしまうことです。このためには、克服したいとか自信を持ちたいといったことはいちいち考えてはいけません。心地良い感情だけを繰り返し頭の中に引き出して下さい。