31領域の宇宙観

この宇宙を31のエネルギー領域に分別して、それぞれの領域（界）の特徴を示す試み（エッセイ）。

はじめに

神話、科学、仏教

仏教における３界　　欲界・色界・無色界

全体図のイメージ

欲界　　　　　　　地獄、天　　　　

色界　　　　　　　メンタル体

無色界　　　　　　普遍エネルギーdhamma

参考資料

素粒子とダークマターとの関係式と、次元を正確に分別する問題をまだ明確に把握していないので、

このエッセイは完成されたものではありませんが、１回目のチャレンジとして記することにします。

次回は

意識はエネルギーであること、

熱エネルギーがダークマターに転換するメカニズム、

ダークエネルギーが偏りを持っているのて凝縮することでダークマターになり重力を持つメカニズム

涅槃nibbānaはエネルギーは０だが、その存在により、時空というエネルギーが生まれること

エネルギーはあるが不変のデータnāmagottaがあり、それと関連して魂体が生じること。

魂体からメンタル体が生じ、そのエネルギー（bhava）から肉体が生じること

などについても考察した別のエッセイで記すことにする。

はじめに

31領域の1つ1つに対して詳しく知る必要はありませんが、この31を3つに区分したそれぞれの特徴、そしてそのその外側にある世界のことを知るのは、これまでの日常生活とは違う景色なので、楽しんでいただければと願っています。

31領域の面白さは、この世界を物質から見ていたこれまでの視点ではなく、同じ世界を霊と魂と心からの視点で見ることです。

すると意識も実はエネルギーであり、そのエネルギーが物質を生み出す、という神話の視点で暮らす楽しさがあります。

では、この世を31の領域に分ける仏教の宇宙観を知ると、どんな可能性があるのだろうか？

この宇宙観は、

光の4つのレベルの性質　　　　　　　　　　　　　（普遍エネルギー、引力を持つ光、波動、粒子）

輪廻転生のメカニズム、　　　　　　　　　　　　　（エネルギーの転換）

カルマ・エネルギーの存在　　　　　　　　　　　　　（カタチがあればdhammaによってエネルギーになる）

無からエネルギーが転換して有が生まれる過程　　　（エネルギーが０を起点にエネルギーの塊になる）

霊と魂と心と物質の関係性　　　　　　　　　　　　　（0から物質が誕生するプロセス）

意識がエネルギーであること　　　　　　　　　　　　（重力エネルギーの最小単位が意識であること）

自動反応回路によって転生が確定すること　　　　　　（作り上げたアプリにエネルギーが流れると生命体に）

想いが物質化すること、　　　　　　　　　　　　　　（意識エネルギーが物質エネルギーに変換されること）

想いが魂化すること、　　　　　　　　　　　　　　　　（意識することで4大元素が生成すること）

メンタル体の存在と微細感覚器官　　　　　　　　　　　　（意識エネルギー界にある心的視聴覚感覚）

ダークエネルギーとダークマターと素粒子と可視物の関係性、（ダークエネルギーが物質になる過程）

神話が表現している潜在意識の論理性　　　　　　　　（深層、中層、潜在、表層と具象化する意識エネルギー）

を31領域の世界観が言語化しています。

計測できるものを基準としている科学や、数値化を基準にしている数学や、理性を基準にしている哲学や、意識を基準にしている超心理学は各領域の因果関係を体系化していますが、この31領域の体系化は霊が魂を、魂が心を、心が物質を生み出したという、宇宙全体を体系化したものです。

学問の世界のアプローチである、計測できるものや数値化できるものから法則へと導く手法ではなく、計測できないものから計測できるものに至るアプローチです。

31領域（全体性）の因果関係を証明するのは、仮説を生活の中で試行（エッセイ）して、実感を積み重ねるしかありません。

その結果、これまでの善悪の基準や、素粒子を基準にした因果関係が一挙に頼りないものになってしまう爆発力を持っています。

つまり、新たな洗脳の可能性を提示しています。

だが心配することなく読み進めることができるのは、これらの論理性は計測もできず、まだ経験をしていないことや経験できないことなので、洗脳されるためには毎日の修行を実践する必要があるので、チャレンジしない者は洗脳される危険性は１つもありません。

宇宙膨張のエネルギーや、銀河系回転の重力は「ある」ことがわかっていても、これらは測定ができていないので科学では証明することはできない。

また、多くの人が体験をしたことがない領域なので、この宇宙観は永劫未来にわたって生まれたばかりの者にとっては「仮説」である。

仮説はその真偽を各自が毎日の生活の中で、その仮説が成立する可能性を徐々に確証するしかないものなので、一生を通してのチャレンジとなる。

真理の体感にチャンレンジをするのを好む人にとっては、この宇宙観は真っ暗闇の先を照らすキャンドルの灯火と地図になる。

いまだ経験したことがない暗闇を歩きはじめると、これまでの自分の行っている判断の多くは、過去に学習したパターンを現在に当てはめているだけであり、眼の前の変化し続けている現象、そして変化し続けている主体に適応していないものであることを体感することになる。

これまでの日常生活で合理性や理性と呼んでいたものが、素粒子レベルの２つのものを経験則でつなげただけのなんとも粗雑で、あやふやで迷信と同じ決めつけであったことに、次々と気づき、物理学の因果関係でさえ、単なる確率と統計学としての近似値の数値でしかないことを体験することになる。

このエッセイで使われている「霊、魂、心、肉体」の語句は、世間一般の定義とは違います。

世間一般や伝統宗教では、物質でないものを一纏めに霊と呼ぶことがよくあるが、このエッセイではエネルギーが無く、時空ができるまえのものを零0と呼ぶことにする。

たとえば、このビッグバンの断片的なイメージの絵の中では、

このインフレーションとビッグバンの様子を外から眺めている視点が霊の居場所になります。

エネルギーが０の絶対零度で、動くことも考えることもなく、ただ眼をあけるだけです。

エネルギーがあり、輪廻転生しない、普遍エネルギーを霊

この霊というのは時代とともに定義が変化した語句で、古代には零エネルギー０のことを霊、と呼んでいたが、

ときを経るにつれて、普遍エネルギー、魂、心、そして現代では、物質ではないということで、物質エネルギーのことも霊と呼ぶことがあります。

エネルギーがあり、輪廻転生するものを魂、

たとえば、このインフレーションの中にあって、まだ最小単位の意識エネルギーにもなっていないもの、

普遍エネルギーの偏りがパターンとなるので、これが流動し続ける生命体に引き継がれていきます。

エネルギーがあり、輪廻転生しないものを心、または意識エネルギー、

たとえば、このインフレーションの中にあって、最小単位の重力エネルギーで構成されているが、素粒子までに凝縮していない意識エネルギー　

エネルギーが凝縮したがまだ形を持たないものを、物質（肉体）の気エネルギー、

たとえば、インフレーションの中にあって、プラスマイナスに分化した素粒子となった物質エネルギー

さらにエネルギーが凝縮して固体・液体・気体となったものを物質、

と呼ぶことにする。

まずは、

この宇宙を神話的、科学、仏教の観点で概観してみます。

この宇宙の成り立ちを「神話的」にて要約すると、

エネルギーと温度が０の零（涅槃、神・・・）が眼を開けると、見られるものが誕生し、エネルギーが活動して、この宇宙が動き始めた。

このように零（涅槃、神・・・）によって、宇宙に遍くエネルギーが生まれ、時間と空間と方向性（膨張）というカタチが生まれた。

その普遍エネルギーの一部が集まって偏りができるが、エネルギー同士はまだ合体していないので、まだ重力は生まれていない。

ただこの偏りはエネルギーが合体するときの要素となり、これが宇宙にあるエネルギーの基盤になる。

エネルギーの偏りが凝縮すると、相互作用が生じ、重力を持つことになり、まだ物質エネルギーに転換していないので、プランク・スケール以下の計測Limit Of Detection(LOD)できない意識エネルギーが生成する。

次にそれらが、さらに凝縮することで、プランク・スケール以上で計測可能となり、波動エネルギーを持つ素粒子、そしてもっと凝縮が進むと、電気や電磁波の物質エネルギーが生成され、

最後は、それがさらに凝縮して肉眼レベルでも計測可能な密度の高い物質、つまり固体・液体・気体に成る。

こららのエネルギー転換によって物質化に至る大きな流動体を31の領域に区分して、それぞれの特徴を記述したものが31領域の宇宙観である。

物質はエネルギーと相等しいものなので等号の関係になります。　

物理学のE＝mc^２の関係なので、物質はエネルギーの１つの現れ方、すなわちエネルギーが形になった状態のことです。

ただ物理学では質量mをプランク・スケール以上の計測できるものを対象領域にしていますが、

神話や仏教では、ダークマターや意識エネルギーなどの計測できない領域のものも質量mとして加え、

物理学の熱エネルギーは空中に消え去るものではなく、エネルギーである以上、物質と等号の関係になるので、この消え去る熱エネルギーがダークマターとして物質化している、と考察します。

現代物理学では、

宇宙が膨張する力をダークエネルギー、

観測できませんが、銀河を構成していて重力をもつ物質をダークマター・エネルギー、

観測ができて、物質に転換可能なものを微細な電磁波エネルギーや粗大な電気エネルギー

観測ができて、形状が安定しているものを物質

と呼んでいます。

パーリ語仏典では

この宇宙に遍く質量のないエネルギーはdhammaエネルギー、

それが偏りになるとgati、

それらが集まると地・水・火の4大元素satara mahā bhūta、別名kalāpa

それが凝縮する重力エネルギーの最小単位がsuddhāshtaka、

それから構成される意識エネルギーがbhūta、　

それが素粒子レベルに凝縮される物質エネルギーがdhātu、

観測可能なエネルギーだが肉眼では見えないものを細かいdhātu、

肉眼でも可視できる物質を粗いdhātu

と呼ばれています。

意識から物質が生まれるプロセス　三蔵の教え

この関係性は12縁起説の順番に相応しています。

パーリ語による語源は最後に表があります。縁起説の原理は、瞬間、現世、３世にも対応しています。

釈尊の風　縁起篇　　　　この世とあの世を繋ぐ宇宙の法則　

31領域の区分では

エネルギーが０の領域が涅槃

dhamma普遍エネルギーとその集合体（偏り）がgatiある領域が無色界の28〜31

重力エネルギーbhūtaによって構成されている領域が色界の12〜27

素粒子レベルのdhātuによって構成されている領域が欲界の1〜11

となります。

欲界は素粒子レベルの細かいdhātuで構成されている天界の6〜11

粗いdhātuで構成されている人間界の5

そしてapayaと呼ばれる領域が苦界の１〜4になります。

日本伝統の区分によると霊、魂、心、体となります。

31領域	仏教用語	日本伝統	英語伝統	構成要素	宇宙学	物理学
0	涅槃			nibbāna	絶対零度	エネルギー0
28〜31	無色界	霊 魂　3神	spirit（God）soul	Dhamma Dhammaの偏り	ダークエネルギー 偏り	膨張力 時空がある
12〜27	色界	心	mind	bhūta	ダークマター	重力
6〜11	欲界の天界	気、八百万神	sublte　body	細かいdhātu	物質エネルギー	素粒子
5	欲界の人界	体	body	粗いdhātu	物質	物質
１〜4	欲界の苦界	地獄	hell	粗いdhātu	ブラックホール	高密度物質

伝統的宗教では物質ではないものを安易に霊やspiritと名付けることがあるため、精霊や幽霊などの天界や冥界や地獄界の生命体に霊の字を当ててきたので、アブラハム教、仏教において誤解が生じている。

31領域（11＋16＋４＝31）を現代物理学でいうと、

31領域	界	12縁	パーリ語 構成単位	私の定義と瞑想修行	宇宙論としての特徴
0	あの世		Dhammā以前の０		エネルギーが０
28〜31	無色界	無明 行 識	dhammā gati　kalapa	霊界　普遍エネルギー 魂界　パターン回路 深層の知る機能	遍く原初エネルギー　膨張力 ダークエネルギー　重力がない 時空と方向性（偏り）
12〜27	色界	名色 六処 触 受 愛 取	Suddhātthaka bhūta	意識エネルギー界 心界 余分な接触 3種のタグ 遠・近の2種類の反応 執着 大念処経「法・心・受」	プランク質量以下の微細物質エネルギー ダークマター 引力が発生する
6〜11	欲界 天界	有	細かいdhātu	物質エネルギー界	計測可能な素粒子 と潜在意識を基準
5	欲界	生 老死	粗いdhātu	物質界 大念処経の「身」	物質 と心を基準にする 表層意識は物質エネルギー
1〜4	欲界 地獄界		粗いdhātu	物質界	物質を基準にした世界

科学者たちは、私たちの宇宙を構成する「もの」の96％を測定できないものであることを認めています。

Richard Panekによる「4パーセントの宇宙：ダークマター、ダークエネルギー、そして残りの現実を発見するための競争」（2011）を参照してください。

詳細については、インターネットで「ダークエネルギー、ダークマター」を検索してご覧ください。

仏教　パーリ語仏典

この宇宙全体を31領域のエネルギーに分別するのは、パーリ語仏典に由来する考え方であり、

これらの領域のエネルギーは時間をかければ、相互に変換が可能だとする。

このエネルギーの相互性と転換性が「輪廻転生」として表現されてきた。

パーリ語仏典とは釈尊が話していたマガダ語に言語的に近いパーリ語で記述された2000年以上前の最古の仏教経典（経蔵、律蔵、論蔵）である。

輪廻転生は現世で体験できない以上、それは仮説でしかないが、そのような仮説の上で、それを前提にした現象をこの世で確証する体験を積み重ねることで、その仮説を確証する過程を人類は「信仰」と呼び、仮説は盲信するものではなく、各自が生活の中で徐々に検証されるものである。

メンタル体や微細エネルギーやその微細感覚器官などの日常生活では感知できない仮説がこのエッセイにはでてくるが、どれも信用するものではなく、各自が生活の中で実感して始めて確証できるものである。

31領域の宇宙観を説くパーリ経典の出典は

Sāleyyaka Sutta (MN 41)　　　　　　　　　　 サーレッヤカ経　経蔵中部41

Pathama Metta Sutta (AN 4.125) 　　　　　　　経蔵増支部第４経125

Visākhā Sutta (AN 8.43)　　　　　　　　　　　経蔵増支部第８経43

Dhammacappavattana Sutta (SN 56.11) 　　　　　転法輪経　　経蔵相応部第56経11

Maha Samaya Sutta (DN 20)　　　　　　　　　　　 大会経　　　経蔵長部の第20経

などです。

全体図のイメージ

「三界図」　それぞれの世界の海抜、距離、住民の寿命と身長などが書き込まれている。　1860年代　日本

ヴァスバンドゥ世親　倶舎論　唯識論　　　　三枝充悳　横山紘一

　　　

閻浮提（えんぶだい、サンスクリット語Jambudvīpa）

仏教では須弥山の周囲にある4つの大陸（四大洲）のうち、

南に位置する三角形の大陸をジャンブー・ドヴィーパ（閻浮提）と呼ぶ。

玄奘以降の新訳では贍部洲（せんぶしゅう）と訳される

輪廻と31領域

意識生命体には識別可能な始まりがないという事実は、私たち全員が想像を絶するほど長い間、この転生プロセスを経験していることを意味しており、私たちは31の領域のほとんどで生まれた経験があるということになります。

すなわち、それぞれの各領域で無数回にわたって転生してきた、ということです。

つまり、各生命体はこの長いsansāra（すなわち転生プロセスである輪廻転生）のある時点で、他のあらゆる生命体と関連してきたことを意味しています。

釈尊は、「この長いsansāraのある時点で、あなたの父親、母親、兄弟ではありません生命体を見つけるのは難しい」と述べています。

出典元？

31領域から離脱したところが涅槃Nibbānaです。

涅槃に到達すると、そこはnicca, sukha, attaの状態であり、

31領域のこの世界の特徴は反対のanicca, dukkha, anattaです。

つまり涅槃は、望みが続き、楽で、「我」が役に立つ領域があるのに対して、

この世である31界では、有頂天の無色界であろうと、結局の所は、望みは続かず、苦で、自我は何の役も立たない領域です。

人はArahant（阿羅漢）段階で心にある「断定の回路」が完全に浄化され、純粋な心は、死の際にエネルギーの痕跡（4大元素maha bhūta）からも完全に分離されるので、阿羅漢は31の領域のどこにも生まれ変わることはなく、心（citta）は完全に自由になりNibbānaに至ります。

そのため、預流果Sōtapannaステージに至る前に「自己」の感覚を取り除こうとする瞑想には生産性がありません。

多くの人々は、anatta を誤って「無我、非自己」と解釈します。

釈尊の風　三相篇　　　　苦しみから離脱する指標

しかし、「私」の感情が取り除かれるのは、不還果Anāgāmiステージの後にある阿羅漢Arahantに向かうステージのみです。

31領域の有頂天でさえも、生命体にはmana （慢心すなわち他者との比較）、そして uddacca（掉挙すなわち落ち着きのなさ）があり、まだ「私」という感覚は残存しています。

ただ「私」と現象との境界線は徐々に薄れますが、31領域内では「私」が消え去ることはありません。

したがって、無我などをはじめから目指すのはただ没我に人を導くだけで、洗脳の準備にしかなりません。

輪廻転生のメカニズム

阿羅漢以外の生命体は、人間界だけではなく、残りの30領域にでも転生します。

どの領域で生まれるかは各自が作り上げた「自動反応回路」によって決まります。

この自動反応回路には無色界のgati、色界のsankhāra、欲界（感覚界）の感覚、感情、思考、と３つのレベルがあります。

自動反応回路とは、インプットによってアウトプットが自動的に決まってしまうアプリケーションのことで、

利便性はあるのですが、これに依存すると、眼の前の常に変化し続ける「いま・ここ」に対応することができません。

なぜならば、「この31領域の世界」で行うすべてのことによって、自動反応回路が作成され、その回路によってエネルギーがアウトプットに集積してbhava（エネルギーの塊）となり、それが31領域のいずれかでカタチになるからです。

bhavaとは枠組の中にあるエネルギーが集積したモノのことで、そこにエネルギー（魂（gati）、意識、物質エネルギー）が充填すると、そのエネルギーはカタチとして出現（誕生）します。

この自動反応回路には、呼吸の仕方、歩き方、食事の仕方、思考パターン、などすべての言動が含まれています。

阿羅漢Arahantでさえ、Parinibbāna完全なる解脱、すなわち死去の瞬間までは、自動反応回路と関わることになります。

自動反応回路の中で、「閉じた輪のプロセス（輪廻転生）」と関わるものがabhi（強力な）sankhāra、つまり無色界のgatiです。

gatiとは生命体の生活習慣のパターンで、思考や判断や感情や言動を生み出すものです。

換言すると、 sansāricすなわち輪廻転生プロセスはabhisankhāra（gati）によって支えられています。

31領域（欲界（６感覚器官界）kāma lōka、色界rūpa lōka、無色界arūpa lōka）では、それぞれの生命体はそられの環境とそれ自体に愛着をもつので、Bhava taṇhāが生じます。

Bhavaとは枠の中にある微細エネルギーの塊のことで、 taṇhāとは愛着（付着）のことです。

愛着を持つことでその回路が多用されて、その特定されたアウトプットにエネルギーが集積するので、そのエネルギーが充填されると、それがカタチになるので、転生先のbhavaが決定されます。

たとえば欲界kāma lōkaでも、「kāma」すなわち５感覚器官からの信号による「快楽」を楽しんだりしない人もいますが、彼らがまだ静かで平和な生活を送りたいと思っているとします。

すると、この望みもbhava taṇhāになります。

彼らは禅定jhānaを育んで人里離れた場所にいるのが好きかもしれないが、それが彼らの望む「bhava」です。

彼らがjhānāを育んだ場合には、彼らは新しい「gati（微細エネルギーの集積した回路）」によって、色界rūpa lōkaまたは無色界arūpa lōkaで転生することになります。

五感覚器官を介する信号に愛着を持たなくなり、感覚の官能的喜びに関心がなくなったとしても、有名になったり、称号を手に入れたり、知名度の高い仕事や責任を獲得したりすることに愛着を持っているのはbhava taṇhāなので、そのbhavaに応じて、輪廻転生する31の領域が決まります。

古今東西の輪廻と死生観

輪廻転生の証明

仏教における宇宙の解釈

「この世」には、私たちが見たり聞いたりする（つまり、私たちの6感覚器官で知覚する）ことができないことがたくさんあります。

多くのエネルギーの形態が宇宙に存在していますが、取り巻く膨大な量の「情報」に私たちは気づいていません。

たとえば、主要都市には数え切れないほどのラジオやテレビやwifiや携帯電話の信号がありますが、これらの電磁波の周波数に的確に「合わせ」なければ、番組を見たり聞いたりすることはできず、番組の存在を認識できないままです。

同様に、私たちは地球を中心とした31の領域のうち29の存在に気づいていません。

それらの領域のいくつかの生命体は「エネルギーとして」のカラダを持って、私たちの側に並んで暮らしていますが、私たちはそれらに気づいていません。

仏教では31の領域を3つのカテゴリーに分けて、

欲界kāma lōka,色界rūpa lōka, 無色界arūpa lōkaと呼びます。

欲界kāma lōka の生命体は11の領域にあります。

4つの最下位領域である苦界apāyās、人間の領域、6つの天dēvāの領域です。

色界Rūpalōkaには16の色界生命体rūpāvacara brahma （rūpa lōkaのbrahmaという意味）の領域があります。

lōkaとavacaraは共に界と訳されるが、違いは何なのか？

経典によっては17（インド瑜伽派）や 18に分けているものもあります。

どの経典なのか？

無色界Arūpalōkaには4つの無色界生命体arūpāvacarabrahma領域があります。

この文脈でのbrahmaは微細エネルギーを基盤とした生命体のことで、伝統的には「神」と呼ばれています。

天dēvāとはギリシャ神話や旧約聖書などの神々のことで、brahmaとは嗅覚や触覚や味覚を持たない神のことです。

これらの3種類の界lōkaには、それぞれが異なる感覚機能があります。

kāma lōkaには、6つの感覚器官すべてがあります。

人間界の上にあるdeva領域でさえ、そのカラダは私たちが見ることができない素粒子レベルの物質でできており、人間よりも密度の低い体は「より弱い接触の感覚」もあります。

色界の生命体であるRupi-brahmāsは、kāma lōkaの devasと比較して、はるかに繊細な「体」で構成されているので、空気圧、味の分子、香りの分子という大きな分子を感知する感覚器官がないため、触覚、味覚、嗅覚はありませんが、原子以下の物質を感知する微細視聴覚器官があるので、視覚と聴覚はあります。

そして色界生命体rūpāvacara brahmaには眼には見えない微細感覚器官であるマインドhadaya vatthuだけがあります。

hadaya vatthuとは微細エネルギーを感知して判別する、「知る」機能のことで、微細感覚の母体であるマインドです。

マインドには10段階の意識のステップがあり、上に行くほどより微細なものを感知することができるようになります。

三蔵によると、マインドはsuddhāshtakaと呼ぶ重力エネルギー（rūpa）の最小単位で構成されています。

最小エネルギー単位　　suddhāshtaka　　　　

重力エネルギーの最小単位であるsuddhāshtakaは現代科学の原子よりもはるかに微細で、プランク・スケール以下のものなので、ダークマターやダークエネルギーと同様に観測することができません。

三蔵では、（超新星爆発での）宇宙システムcakkavālaの最終的な破壊においてでさえ、Abhassara領域（領域＃17）の上の色界の微細領域は破壊されません。そのため、これらのbrahmāsの寿命は、単一のmahā kappa（宇宙の年齢）よりもはるかに長くなります。

出典？ Buddhism and Evolution – Aggañña Sutta (DN 27)

無色界Arūpa lōkaにいる生命体の持っている唯一のものは、微細意識器官であるマインドhadaya vatthuだけです。

4つの無色界arupa領域では、ほとんどの場合、最小の重力エネルギーのユニット（suddhāṭṭhaka）さえも欠いています。

無色界生命体のマインドは重力のないエネルギーである、gati（４大元素）だけで構成されているのかもしれませんが、体感していないので詳細はわかりませんが、意識といっても10段階あるので、欲界の人の粗い感情は感知せず、無色界のgatiレベルの微細な意識しか感知しないのかもしれません。

10段階の意識レベル

より高い領域の存在は、より低い領域の存在を「見る」ことができますが、その逆は一般的にはできません。

たとえば、devaは私たちを見ることができますが、devaは色界rupi と無色界arupiの生命体brahmāsを見ることができません。

Rupi brahmāsはdevaを見ることができますが、arupi brahmāsを見ることができません。

また、無色界には意識エネルギー（suddhāṭṭhaka）の痕跡しかないので、他の27の領域にいる存在はarupi brahmāsを「見る」ことができません。

強い智慧abhiññāの力を発達させるとき、ヒトは次々とより高い領域を「見る」ことができると言われています。

そのような神通力を発達させるためには、4番目の禅定に入る必要があります。

最終的に、8番目の禅定を開発すると（attha samāpattiに入ることができるようになると）、

22番目にある無想天asaññaの領域意外の30の領域を見ることができるようになる、と言われています。

31の領域のすべての存在の共通点は、非常に細かい「メンタル体」を持っていることです。

このメンタル体が基盤になって、物質エネルギーや物質に影響を与えることが可能になります。

31領域の空間的位置

次に31領域の相対的な空間的位置です。

仏教では、居住可能な各惑星系（cakkavāla）のすべてに31の領域があると説きます。出典？

そして、この宇宙にはcakkavālaは無数にあることは、科学によって確認されています。

ただ惑星の進化状況によって領域は増えるので、まだ新しい惑星ならばその惑星物質を「体」に利用する生命体がないために領域の数は29どまりなのかもしれません。

また、もしかすれば不還果のために用意されている領域（23から27）もまだ必要ないので22領域かもしれません。

地球を中心として宇宙に向かって、31枠の領域が同心円状に拡がっています。

最も低い領域であるniraya（地獄）は、地球の中心の奥深くにあります。

次の4つの領域（餓鬼、阿修羅、動物、人間）は、地球の表面に近い領域です。

地球の奥深くにいくつかの餓鬼がいますが、いくつかの餓鬼は地表にも住んでいます。

阿修羅Asurāsも地表に住んでいますが、ほとんどは海や孤立した山などの遠隔地に住んでいます。

人間には餓鬼と阿修羅の両方とも見ることができません。

餓鬼を見ることができないのは天のように微細なdhātuで構成されているということなのか？

それとも（メンタル体はあるが）表層意識を持たない「物質」が餓鬼や阿修羅なのか？

植物や微生物、そしてウイルス？も生命体であるが動物界に分類されるのか？

三蔵Tipiṭakaには、これら3つの領域（地獄niraya、餓鬼preta、阿修羅asura）を詳細に説明する多くの経があります。

たとえば、経蔵小部第７経の餓鬼事経Peta Vatthuでは、51の経が餓鬼とgandhabbāについて説明しています。

人間と動物は地球の表面に住んでいます。

次に、同じ欲界には、天devaのための6つの領域があります。

6つのdeva領域の中で最も低いものは、地球の表面にあります。

それらはBhummatta [bhumma大地+atthaための]のdevaと呼ばれ、四天王Cātummahārājika　devaの領域に属しています。

彼らは主に木を基にした住居（deva vimāna）に住んでいます。

もちろん、私たちは彼らや彼らの「住居」を見ることはできません。

より高いdevaの領域は地球の上にあります。

16の色界rupaの領域は地球よりさらに高く広がっています。

4つの無色界arupa lōkaの領域は地球からさらに離れた場所にあります。

これらの領域はすべて、地球の中心から同心に拡がっています。

色界　　　　重力エネルギーで構築されている世界

欲界とは、素粒子によって構成されているものをインプットの信号として感知する世界であるのに対して、

色界とは素粒子にまで凝縮していない重力のあるエネルギーによって構成されている世界です。

一般的にいうと「心の世界」のことで、私たちの日常生活では、まだ物質エネルギー化していない領域で、意識エネルギーがこの中に含まれます。意識が重力を持つということを考えたことはないかもしれませんが、意識と物質エネルギーとの間には相互関係があることは証明されています。

意識と量子エネルギー　　　量子脳理論　意識には量子力学の性質がある　Quantum consciousness

物理学者の目指す万物の理論ToE　　　　重力と意識エネルギーの関係性

音と意識　　　　チャクラと波動の関係性　OM　　　　音響免疫療法　西堀貞夫

意識が事実を変える

意識の内側と外側　　　　意識のエッセイ

色界というのはパーリ語のrūpa lōkaを訳したもので、

rūpa は「色」と伝統的（玄奘法師）に訳され、宗派によっては「物質」と誤謬されてきましたが、実際はエネルギーのことです。

ですから広義では無色界のdhammaエネルギーから、色界の重力を持つエネルギー、そして欲界の物質エネルギー、電気エネルギー、電磁波エネルギー、原子力エネルギー、そして物質を含みます。

狭義では、物質だけをrupaとする宗派もあります。

rupaも光や心やdhammaと同様に文脈によって内容が変わるので、両サイドの境界線を見ることが大切になります。

このRūpa lōkaすなわち色界とした場合は、重力をもつエネルギーで構成されている世界のことを指し、この中に意識エネルギーやダークマターも含まれます。

したがって、無色界は重力をもたずに、膨張し続けるエネルギーの世界なので、色界には含まれません。

dhammaもrupaと同様に３つの界にまたがり、カタチを変える語句なので注意が必要です。

重力を持たない普遍エネルギーであるdhammaは無色界ですが、意識エネルギーとしてのdhamma（たとえば脳に浮かぶ記憶や未来計画や想像）は色界ですし、概念を基準にした法則や教えは欲界のdhammaとなります。

Rūpa lōkaは、宇宙物理学でいうとダークマターがある領域で、重力はあるが、意識のようにエネルギーが微細で、プランク・スケール以下なので、電磁波にもならないので、計測されることもありませんが、銀河団の観測からあるべき重力として計算されて、この宇宙の20％は質量を持つダークマターであることまではわかっています。

物質と物質エネルギーが4％なので、色界の20%の大きさがイメージできると想います。

プランク・スケールの求め方　　　

色界の感覚器官

微細感覚器官　jñānendriya

色界rūpa lōkaはまだ素粒子まで凝縮していない微細エネルギーで構成されており、色界の生命体の感覚器官は欲界の人間のものとは異なり、微細感覚器官jñānendriyaと呼ばれるもので、心的視覚、心的聴覚、そしてマインドという認識機能の３つです。

この「心的」という微細感覚器官の目と耳は、私たちや動物が持っている肉体の目や耳のような形のあるものではありません。

色界の生命体であるbrahmasは、光がなくても「見る」ことができ、音を伝達する空気がなくても「聞く」ことができます。

微細感覚器官の媒体が普遍エネルギーdhammaなので、媒体の光や空気がなくても伝達が可能だと推測します。

彼らの微細感覚器官はちょうどテレビ電波の受信機のようなものなので、長距離にあるものを「見る」「聞く」ことができます。

そして、色界生命体の「カラダ」は素粒子以下のbhūta（重力エネルギー最小単位であるsuddhāshtakaの集合体）で構成されていて、電磁波のスピードで望むところに移動することができます。

色界生命体というと、なんだか幽霊や精霊のように聞こえるかもしれませんが、これは餓鬼などを含めたあらゆる生命体、すなわちヒトも持っているもので、一般にはメンタル体と呼ばれているものです。

メンタル体のメカニズム　　　

メンタル体が見る「ビジョン」は、私たちが夢を「見る」ように遠隔地にある対象を見ることができます。

色界や無色界の生命体Brahmaたちは肉眼がなくても、夢を見るようにただ「見る」だけなので、光や肉眼は必要としません。

31領域の通常の経験則では、低い領域の生命体はより高い領域の生命体を見ることができませんが、ヒトは強い智慧abhinna（神通力）を培うことで、より高い領域の存在を「見る」能力を持つ、と三蔵にあります。

肉体よりも微細でみることのできないメンタル体

色界の生命体rūpāvacara brahmasの視聴覚は、cakkhu pasāda rūpa（視覚純粋エネルギー）とsota pasāda rūpa（聴覚純粋エネルギー）を介して感知しています。

これら2つのrūpa（微細エネルギー）は、重力エネルギー最小単位のsuddhāshtakaで構成されています。

この最小エネルギーは素粒子よりはるか（10億分の１？）に微細です。

エネルギー最小単位の構造　　　　

色界生命体rūpāvacara brahmaは、これらのsuddhāshtakaから構成される3つの微細器官からなります。

マインド機能であるhadaya vatthuと2つのpasāda rūpaの集合体が、その生命体brahmaそのもので、メンタル体manōmaya kayaと呼ばれます。

manōmayaはパーリ経典のmanō＋mayaからなり、

manōはパーリ語のmanas（サンスクリットのmanaḥ）のことで、 「意、心」を意味する意識のことで、

maya はVedic経典にもある、構成されるもの、作られるもの、 英語のmade of，consisting ofを意味します。

manōmaya kayaは微細体（sublte body）や意識体やメンタル・ボディやアストラル体とも呼ばれます。

要約すると、

色界生命体Rūpāvacara brahmaには2つのpasāda rūpa（見ることと聞くこと）と想う（知る）機能hadaya vatthuがあるメンタル体manōmaya kayaであり、

無色界生命体Arūpāvacara brahmaには、想う（知る）機能hadaya vatthuのみを持つmanōmayakayaです。

どちらも電子顕微鏡などの測定器で感知することはなく、20の領域（16の色界と4つの無色界）にいるこれらの生命体Brahmaをヒトの五感覚器官で感知することは不可能です。

認識しているのは色界のメンタル体

この宇宙のすべての生命体は色界のsuddhāshtakaレベルの感覚機能を持っています。

（もしかすれば無色界の生命体は重力を持つまでに凝縮されていない4大元素（gati）レベルの感覚機能しかないかもしれません。）

つまり、欲界kāmāvacara（kāmā　6感覚（欲）＋avacara界）の基本的な感知ユニットである眼、耳、舌、鼻、体、脳を介して、見る、聞く、味わう、嗅ぐ、触れる、想うという6種類の認識機能は、本人は気づいてはいないけれども、肉体の感覚器官よりも１段階レベルが微細な色界（意識エネルギー界）の微細感覚器官で行われている、と三蔵には記されています。

もっと端的に換言すれば、認識機能は、肉体である脳や感覚器官にはなく、メンタル体で認識して、価値を決め、判断して、その信号が肉体に戻り、言動になる、ということです。

すなわち、肉体の脳と感覚器官は、認識プロセスにおける初期の信号集取と信号処理をするだけで、認識はしていない、ということになります。

つまり現代科学では脳機能と断定されていることの多くがメンタル体の機能である、ということになります。

メンタル体の存在を仮定していない21世紀の脳科学では、当然の体系知です。

三蔵では、ヒトの認識プロセスの段階は、

人間（kāmāvacaraの生命体）の物理的な目、耳、鼻、舌、身体は、外部信号を収集するための「感知装置」として機能しています。　

次に、五感覚器官を介した信号は脳manoindriya（メンタル感覚器官）に送られ、脳はそれらの信号を電気処理と化学処理をした後に電気信号を脳電磁波に変換して、肉体と重なり合っているが眼には見えない微細メンタル体であるmanōmaya kaya （gandhabba）に送信します。

メンタル体には、pasāda rūpa（純粋エネルギー）と呼ばれる5つの微細感覚機能とマインドであるhadaya vatthuがあります。

見るためにはcakkhu pasāda rūpa ,聞くためにはsota pasāda rūpa,味わうためにはghana pasāda rūpa,香りにはjivhā pasāda rūpa, 感触にはkāya pasāda rūpaに信号が送られ、それが隣りにあるマインドhadaya vatthuが振動することで「知る」プロセスが始まります。

また、五感覚器官を介さない学習した知識や概念や過去の記憶や未来の計画はメンタル界にあるものは、そのままマインドである微細器官hadaya vatthuが感知します。

それから先の17ステップの意識振動によって認識が行われます。

わかっていても名前が口にでてこないことは、イメージでわかっていても言語化できないことなので、脳の言語化機能のダメージや老化が推測されます。

また、記憶とは過去に体験したイメージを5感覚で再現することなので、メンタル体のマインドと大脳の感覚野

（聴覚野は側頭葉、視覚野は後頭葉、嗅覚野はその付近に，味覚野は体性感覚野と嗅覚野の中間にある）との間で、何度も信号相互交換によって記憶は具象化するので、事故などで担当部位の脳にダメージがある時には、記憶喪失となって、記憶はよみがえりません。

よみがえるとは、甦る、黄泉還る、という再体験する、ということです。

これらの5組のpasāda rūpa rūpaとマインド機能のhadaya vatthuが、色界レベルの人間の微細な体manōmaya kaya、すなわちGandhabbāであり、人間も含めてあらゆる生命体の「知る」機能の本質、すなわち認識機能はメンタル体manōmaya kayaにあります。

物質である肉体は、manōmaya kayaによって「動力を与えられる」受動的で不活性なシェル（殻）であるとも言えます。

ですから、manōmaya kayaが肉体の外に出ると、肉体は木の丸太のように不活性になります。

メンタル体の中にある3つのカラダ（構成要素）

色界rupa lokaのbrahmasの場合、patisandhi（転生）の瞬間にthrija kaya（3つのカラダ）と呼ばれる、3つの構成要素がカルマ・エネルギーによって形成されます。

カルマ・エネルギーは、４大元素で構成された回路に普遍dhammaエネルギーが通過することで発生するエネルギーだと推察します。

たとえば瓶口に息を吹くと音という特定の波動を持つエネルギーが生じるように。

3つのカラダとは、kammaja kaya、cittaja kaya、およびutuja kayaです。

「ja」は出生、kammaはカルマ、cittaは意識（心）utuは波動または周期を意味します。

これまでは「kaya」は「体」と訳してきましたが、この３つの「kaya」は１段階細分したもの（抽象度を下げたもの）なので、このような場合は「体」の構成要素となるカタチなので「カラダ」と記述することにします。

色界生命体であるrupi brahmasがメンタル体そのものですが、その中の３つの構成要素の中でオーラを含めた微細な姿かたちになるのがutuja kayaです。

メンタル体の構成要素　４つのカラダ　　　

認識機能はkammaja kayaが司ります。

kammaja kayaは、kaya dasaka, vatthu dasaka, bhava dasaka, 視聴覚用の２つのpasada rupa（cakkhu pasadaとsota pasada）のユニットから構成されています。

どのユニットもsuddhashtakaとjivita rūpaで構成されており、jivita rūpaのスピン/回転モード（bramana/paribramana）機能によってエネルギーは「生命」を持つことができます。

スピンと回転　　現代物理学と仏教

欲界のカラダ

色界の生命体は３つの構成要素（カラダ）がありましたが、

devaと人間のgandhabbvaには「karaja kaya」と呼ばれる素粒子で構成された第4のタイプのカラダもあり、嗅覚機能と、定期的に食物（amurtha）を摂取するための味覚機能があります。

したがって、devaと人間のメンタル体にはkammaja kaya, cittaja kaya, utuja kaya, karaja kayaという「4つのカラダ」chatuja kayaがあります。

そして人間にはメンタル体の４つのカラダ以外にも肉体があります。

メンタル体manōmayaの４つのカラダと１つの肉体

カラダ	漢訳	意味	構成物質　　　特徴
kammaja kaya		普遍エネルギーのカタチ	dhammāの偏りであるgati　4大元素 カラダの設計図 知る機能　マインドと視聴覚機能
cittaja kaya		意識のカタチ	メンタル体の想う機能 心路citta vithiを持つ 構成要素は細かいbhūta bhūta はsuddhāshtakaによって構成される
utuja kaya		一時的カタチ	オーラを含め、メンタル体のカタチを形成する 構成要素は粗いbhūta
karaja kaya		爪（殻）のカタチ	分子レベルのカタチ ヒト・動物のgandhabbは最も細かいdhātuで構成される devaの殻は細かいdhātuで構成される ヒト・動物の殻（肉体）は粗いdhātuで構成される 維持するために、外部からの栄養の摂取が必要 gandhabbaが一時的に使用する「殻」は嗅覚を持つ devaの殻は飲料を摂取できるので少し密度が高い。 五感覚器官を介する信号が渇望となり、固執することでbhavaエネルギー体が「殻」になる gandhabbaとdevaの構成要素は細かいdhātuなので 肉眼では見えない
aharaja kaya	肉体	食べる機能のカタチ　細かいdhātu 粗いdhātu構成	karaja kayaと分けて説明するときもある 構成要素は細かいdhātuと粗いdhātuの２つの解釈がある 細かいdhātuの場合のカラダには味覚と微かな触覚がある 粗いdhātuの場合の体とは肉体のことを意味する

このように、人間と動物の「基礎」となるgandhabbaは色界生命体rupi brahmaと同じ素粒子よりも微細なbhūtaで構成されている部分と、devaと同様の細かいdhātu（素粒子レベル）で構成される部分があります。

そして人間と動物はgandhabba以外に、地球の分子で構成された肉体があります。

lōka	生命体	感覚的快楽 Kāma Assāda	物質の特徴	性質の特徴
kāma	動物	粗雑	karaja kāya=āhāraja kāya 4つの体を持つcatuja kaya hadaya vatthu (vatthu dasaka) bhāva dasaka 5 つのpasāda rupa (dasaka) dasakaとは pathavi, āpo, tejo, vāyo, vaṇṇa, gandha, rasa, ojāと振動と回転 自転bramana /公転paribramana 粗い体とは苦痛の一部	病気、老朽 掴める、味、性交渉
	人	粗雑	karaja kāya=āhāraja kāya 4つの体を持つcatuja kāya	病気、老朽
	Devas	繊細	karaja kāya=āhāraja kāya 4つの体を持つcatuja kāya Brahmā (そしてdevaも) は光の助けなしで遠く離れた場所でも「見る」ことができ、音波を伝える空気がなくても「聞く」ことができます。 短時間であればどこにでも行ける	物をしっかり掴めない 病気にならない
	gandhabba	粗雑　接触できない	kāma loka の manomaya kāya には 7 つの suddhāṭṭhaka サイズのユニット	upādāna paccayā Bhava 人間と動物のManomaya Kaya 香りが栄養“gandha” + “abba“ 見聞と移動は自由だが触ったり食べることはできない。マインドは人なのでフラストレーションがたまる
rūpa	Brahmā	視覚と聴覚 見聞できる 味、香、触感はない	hadaya vatthu、bhāva、 kāya, cakkhu, sōtaの5つの十ユニット kammaja kāya、 cittaja kāya、 utuja kaya　　　微細な「肉体」 kāya dasaka, vatthu dasaka, bhava dasaka, cakkhu pasādaとsota pasādaのdasakaからなるkammaja kaya
arūpa	Brahmā	マインドだけ 5感覚はない	suddhāṭṭhakaのみで構成されるhadaya vatthuだけ

神とは人間界を超えているもの　　　　天界、色界、無色界のエネルギー

申は稲光の形で、「神」の意味があり、神のもとの形です。

しかし、申が「神」以外の「のびる、もうす」の意味に使われるようになったので、神を祀（まつ）る時に使う祭卓（お供え物などを置く高い台）の形である「示（じ）」を加えて、「神」の字が後に作られました。

申→神

用例「神聖」（神のように尊いこと）・「神社」（神を祀る建物）。

すなわち「神」は自然の霊威を示す自然神であって、祖先の霊を含むことはありませんでした。

のちに祖先の霊が昇って上帝の左右に在ると考えられるようになり、先祖の霊も神として祀られるようになりました。

「精神のはたらきやそのすぐれたもの」を表すことばに「神爽（しんそう）」「神悟（しんご）」があり、人智を超えるものを「神秘（しんぴ）」といいます。

deva　　サンスクリット語とラテン語

天界の語源はdevaで、31領域の6番目から11番目のことです。

漢字を使う仏教用語では天、サンスクリットではdeva、ラテン語ではdeusです。

devaを天とし、神と中国が訳さなかったのは、漢字の神は霊魂をも意味していたからです。

つまり神は天界だけではなく、無色界や色界も含まれていたからです。

欲界kamalokaの最高の領域がdeva領域です。

devaは、色界と無色界の生命体Brahmaと同じように瞬時に移動し、微細視聴覚を使用することができます。

devaは、色界と無色界の生命体Brahmaとは違い、カラダの密度は濃いので、嗅覚と味覚と微かな触覚があります。

転生のときも、堆積されたbhavaどおりのカタチに瞬間的に誕生し、それはopapatikaと呼ばれます。

天は不完全な存在

天界生命体は人間と同じように欲望の虜なので六欲天と呼ばれ、

四大王や三十三天（忉利天とうりてん梵語Trāyastriṃśa；パーリ語: Tāvatiṃsa）はいまだ性交によって熱悩を離れる。

夜摩天は時に随って快楽を受くる世界で相手を抱くことで子ができる。

兜率天（とそつてん、覩史多天＝としたてん）は自己の五境を娯楽とし、手を握ると子ができる。

化楽天（けらくてん、楽変化天＝らくへんげてん）は須弥山の頂上にいて微笑しあうことで子ができる。

他化自在天（たけじざいてん）は欲界の最高位で、ただ見合うことで熱悩を離れる。

ギリシャ神話の神々は「天人」のことなので、多神教と呼ばれるのは当然です。

アブラハムとレスリングをした神は嗅覚があるので「天人」ですが、ユダヤ教はそこに色界や無色界の神々を混同させて宗教体系を成立させました。

人間のメンタル体　gandhabba

人間や動物のメンタル体であるgandhabbaと他の領域のmanōmaya kayaの違いの１つは、一部のgandhabbaは香りを吸引してエネルギーにしているので、光や音とは違い、香りという「粒子」を感知する器官があるほどにメンタル体の密度が濃いことです。　　　　　

gandhabba とはgandha香り+abba摂取できるメンタル体という意味です。

このgandhabba は、受胎の瞬間に子宮の中の受精卵に入ります。

それまでの間のgandhabbaはpara lōka（冥界）で待機していると言われています。

gandhabbaは私たちと同じ時空にありますが、私たちはそれらの非常に微妙なカラダを見ることができません。

子宮に「降りてくる」gandhabbaは、このmanōmaya kayaよりも少し密度の濃い体を持っています。

gandhabbaが子宮に入るときは、gandhabbaは回転しながら分解して、４つあるカラダ（構成要素）の内の３つを捨てて、「非常に微細なkammaja kaya」だけが受精卵と結合します。

引き継がれるメンタル体　　　　

したがって、密度の高い物質である肉体は、その「人」自身を定義するものでは実際ありません。

重要なものは、メンタル・ボディすなわちmanōmaya kayaにあります。

密度の高い肉体は、マインドhadaya vatthu（心、10段階の意識がある時空）と５つのpasāda rūpa （微細感覚純粋エネルギー）からなるgandhabba（メンタル体） によって生かされています。

肉体が死ぬと、gandhabbaが外に出てきます。

出てくるときの姿は、ちょうど死んだ人の体に似ています。

その繊細なボディは本当に「ゴーストのような」ものであり、一部の人でも見ることができます。

このgandhabba が、もし「人間のbhava（エネルギー体）」を維持するカルマ・エネルギーが残っている場合には、適切な新しい受精卵に招かれて「降りる」機会を待機することになります。

gandhabbaのストレス

長距離であっても視聴と移動ができるメリットがあるので、gandhabbaになりたいと思うかもしれませんが、

それらは同時にデメリットになるので、gandhabbaは絶え間ないストレスにさらされて、メンタル的な苦痛を抱えています。

なぜなら、gandhabbaは、おいしい食べ物を食べたり、セックスを楽しんだりして、「人生を楽しんでいる」普通の人間を「見る」ことができるので、それらと自身を比較してしまうからです。

もちろん、Brahmaやdevaは、そうした活動に従事している人間を「見る」こともできますが、そうした「粗い喜び」に対する執着upādānaはすでにないので、天界や色界に転生したのです。

彼らのメンタル状態ははるかに高く、abhinnaの力を発達させた人間のようです。

彼らは実際に人体にはもううんざりしている、と言われています。

ちゅうど私たちがミミズの活動を「羨まない」ように。

そして、ミミズも人間の活動には興味がありません。

各自の関心や思考は特定のbhavaに関連する考え方に依拠するからです。

しかし、gandhabbaは天界や色界の「bhava」よりも、人間または動物の「bhava」を受け入れます。

理由はgandhabbaは「粗い感覚の喜び」をいまだに非常に望んでいるからです。

これが12縁起説の「upadana paccaya bhava」の意味です。

「執着して望むものは条件が揃うとカタチになる」ということです。

gandhabbaのカラダの特徴

deva（およびBrahma）の体は病気になりませんが、そのbhava（枠組内のエネルギーの塊）のカルマ・エネルギーがなくなると、体はただ消失します。

人間と動物が最初にその領域に「生まれる」とき、brahmaに近い形でmanōmaya kayaが即座に形成されます。

これがcuti-patisandhi（死と転生）の瞬間にカルマ・エネルギーによって生成されるmanōmaya kayaです。

たとえば、ある人が死んでも、「人間のbhava」にエネルギーが残っている場合は、次も人間として生まれ変わります。

そうでなければ、メンタル体は過去に作った強い因果kamma vipakaに応じて別の「bhava」をつかむことになります。

たとえば、その人の次のbhavaは鹿かもしれません。

もしその人の死ぬ瞬間のbhavaが人間であれば、死体から「人間のgandhabba」が出現します。

しかし、もしその人の次のbhavaが鹿であれば、死体から「鹿のgandhabba」が出現します。

人間または動物のgandhabbaの体も、devaと同じようにkammaja kaya, cittaja kaya, utuja kaya, karaja kayaからなる４つのカラダchatuja kayaで構成されます。

メンタル体の構成要素はbhūtaであるのに対して、gandhabbaの構成要素は細かいdhātuも含まれるので、その分だけ密度が高いカラダになります。

しかし、死去した後のgandhabbaがdevaの体よりも密度が低く微細です。

gandhabbaは、字義のとおり（gandha 香+ abbha摂取）香りを吸入するkaraja kayaですので、devaのように飲料を摂取する密度が少し高いカラダ（aharaja kaya）はないので、比較すると少し密度は低くなります。

gandhabbaには、肉眼や耳を支える堅実な固体の体はありませんが、Brahmaやdevaと同じように、gandhabbaは距離が離れていても「見る」「聞く」ことができます。

（たとえば、夜の暗い所や眼を閉じた状態で夢を見るように、光を必要とはしません。）

gandhabbaは、体がとても繊細なので、いかなる「接触」の感覚の喜びを享受できません。

食べ物を味わうことも、何かをつかむこともできません。

天界と色界と無色界の欲望

このように、私たちは非常に熱望した結果、この密な肉体を得ていることがわかります。

これらの「粗い感覚の喜び」を切望している限り、私たちは欲界（５感覚がある世界）kamalokaに転生します。

devaも欲界にいますが、彼らの欲望は「粗い感覚」ではなく「より細かい感覚」のものです。

devaは感覚の楽しみを得るために「しっかりと物をつかむ」ことや「噛む」ような強い触感を必要としません。

そして、それらの感覚を得るような密度の高い体を実際に持っていません。

色界生命体であるrupa lokaのBrahmasは、「細かい感覚の喜び」をさらに一段と取り除いています。

彼らは味、匂い、そして身体の感触を欲しません。

見ることと聞くことで十分です。

arupa lokaのBrahmasには、視覚や音に対する欲求さえありません。

彼らにとってマインドの喜びだけで十分であり、エネルギーの存在はarupa lokaでは最小限です。

最小限とは「ある」ことだが、それらはgatiやdhammaのことなのか？

肉体のデメリットと役割

gandhabbaは、重くて頑丈な肉体の殻に閉じ込められているので、その肉体に取り付けられた「肉体の窓（五感覚器官）」を通してしか、「見る」「聞く」「嗅ぐ」「味あう」「触る」ことができません。

私たちがよく理解していないのは、「密度の高い体」を持つことによって、さまざまな病気になり、年をとると老衰し、最期には腐敗して分解されることです。

さらに、肉体には遠距離で「見る」および「聞く」機能がありません。

これが粗い感覚を得る食べ物や性的快楽などを楽しむことで生じる犠牲です。

釈尊は、肉体を、gandhabbaが一時的に使用する「洞窟」または「殻」と呼びました。出典？

肉体には一定の寿命があり、その間に成長し、崩壊し、最終的に死にます。そして、その後、gandhabbaは別の体を見つける必要があります。

特に欲界kama lokaでは、「新しい殻（肉体）」を構築する（成長させる）だけではなく、古い殻が死んだときに新しい殻の作成を開始させるために、gandhabbaは適切な子宮を待つために、欲求不満の状態の時間を費やします。

したがって、最終的に死ぬのは崩壊する肉体だけです。

人間のgandhabbaは進化を続け、そのbhavaのカルマ・エネルギーが枯渇していなければ、古い殻に似た「新しい殻」を見つけます。

見つけられないと、人間のgandhabbaはただ消えてしまい、次のbhavaに移行します。

（devaやBrahmaが死ぬときのようにメンタル体すなわちgandhabbaは消滅します）。

もし新しいbhavaが動物のものであれば、肉体が離れる時に新しい動物のgandhabbaが出現します。

密度の高い肉体は母親の子宮内で成長し始め、新生児として「誕生」した後も栄養素を食料から摂取して成長は続きます。

宇宙の自然（意識）はこの肉体すなわち「殻」を使用して、因果kamma vipakaをわかりやすく伝えています。

そのためにもこの体を常にきれいにして、世話をする必要があります。

そうしなければただ「肉体的苦痛」を感知するだけです。

軽度の捻挫や風邪や頭痛だけではなく、心臓の疾患やガンなどの大きな病気もあります。

この「肉体的苦痛」は、密度の高い肉体があるために発生します。

しかし、これらの困難や苦痛は、「楽しいもの」を獲得するという「予想される将来の幸福」の想いと思考パターンによって日常生活では覆い隠されています。

こうして肉体のストレスを感じられない状態が続くと、宇宙の意識を感知することはありません。

「希望と夢」が実現しないときに、私たちは取り乱すことがあります。

ほとんどの自殺はそのような状況下で実行されており、この「メンタル的苦痛」は上記の「肉体的苦痛」よりも悪化する可能性があります。

物質的喜びには充足している有名な金持ちでさえも自殺する理由を熟考するのは、苦痛の種類を学ぶ機会になります。

このような学びも瞑想の一種です。

例えば失恋や悲哀によって胸が物理的に締め付けられる感覚になるように、私たちは、心的衝撃が肉体的痛みになることも経験で知ります。

痛みの箇所が脳ではなく胸部であるのは、感知しているマインドの場所が脳ではなくgandhabbaのハートhadayaであることを体感するのも瞑想の一種です。

将来の肉体的そして心的苦しみが起こらないようにするために、苦しみがどのように生じるかを理解するのも瞑想の一種です。

しかし、このエッセイの主な目標は、31領域の体の違いを指摘することです。

私たちは（特に若い頃には）体の外見に特に夢中になりますが、年をとるにつれて、とても大切にしている「殻」が一時的なものでしかなく、機能が劣化することに耐える苦しみを経験します。

この「殻」は約100年間しか存在することができず、その後は解体していきます。

このプロセスを私たちが無数の劫kalpa（43億2000万年）の間、経験してきています。

31界と時空

肉体としての脳の限界と役割

人類にとって、さらに重要なもう1つのポイントは、発達した脳を持つという、人体の特殊な性質です。

脳の特徴である、相違点を探して分析することにスポットライトを当ててしまうと、外側の世界と内側の世界の両方ともが分裂をし続けることになってしまい、その後にいくら統合しても、それは作られたイメージでしかないので、眼の前にある変化し続ける現実とはギャップができるばかりです。

相違点よりも共通点を探すことからはじめるのが、心安らかに暮らすテクニックになります。

頭脳の進化は相違点にこだわるためではなく、古代からの賢人のメッセージを理解し、苦しみに満ちた再生ラウンド（輪廻転生の時空）から解放されることができるようにするものだからです。

因果kamma vipaka（特に強い不徳のサンカーラpunnabhisankharaを実施しないこと）を学ぶことは、

カルマ・エネルギーによって地獄の生命体がどのように準備されるかについて知ることができるので、

31領域について考える強い動機（もしくは恐怖をいだかせる強迫観念）になります。

最下位４領域apāyās

再生のサイクル（輪廻転生）で最も苦しむのは、最下位の4領域ですniraya（地獄）、peta（餓鬼）、 asura（阿修羅）、および動物の領域で、動物の領域だけが可視の世界です。それらはまとめてapāyāsと呼ばれます。

Apāya，[（Sk.apāya‹apa離+i去），cp. apeti] “going away” viz. -- 1. separation，loss Dh.211 （piya° = viyoga DhA.III，276）

apa+aya. apa+āya. na+pāya

地獄の描写　　「正法念処経」「観仏三昧海経」

「正法念処経」中国にて漢訳されたものが日本にはいってきた由緒ある？代物で、源信の「往生要集」はこれを引用しています。

『念処経』 Satipaṭṭhāna-suttaパーリ仏典経蔵中部に収録されている第10経や長部の第22経『大念処経』Mahāsatipaṭṭhāna-suttaとは別物です。

70巻。元魏・般若流支訳。原典の成立は四、五世紀ごろ。

経名に「念処」とあるように、内観を通して三界六道の因果を詳しく説く。内容は部派仏教の正量部の説、また東山住部所伝ともいわれるが、色法について十一種色、四諦十六行相、中陰、十八不共ふぐう法を説くことから説一切有部説に近いとも見られている。

また大乗的色彩も見られ、特に地獄に関する説示が詳しく記されている。宗典には『正法念経』の名で引用されることが多い。法然は『選択集』一二において、行福論の深信因果について「これに付いて二有り。一には世間の因果、二には出世の因果なり。世間の因果とはすなわち六道の因果なり。『正法念経』に説くがごとし」（聖典三・一六八／昭法全三四〇）という。『逆修説法』（昭法全二六〇、同三〇一）にも同趣の説がある。

31領域の呼称

	Pali	漢訳	内容	界	時空
1	Niraya (Hell)	地獄	イメージできない苦しみ 10の不徳な言動と悪見によって転生する.	欲界 Apayas 苦界
2	Peta (Hungry Ghosts)	餓鬼	地中と地表の両方にいるが肉眼では見ることができない 10の不徳な言動と悪見による転生
3	Vinipatha Asuras (Asuras)	阿修羅	辺鄙な地表にいるが肉眼では見ることができない 10の不徳な言動と悪見による転生
4	Thirisan (Animal)	動物	微生物から大型動物まで 植物やウイルスの領域は？ 10の不徳な言動と悪見による転生
5	Manussa (Human)	人間	徳ある強いアプリによって転生Puñña abhisaṅkhāra thihethuka,3因 dvihethuka　2因 ahethuka	欲界 KamaLoka	寿命は変化する 80年から8万年？
6	Cātummahārājika Deva Four Great Kings The chief of these kings is Vaisravana, but all are ultimately accountable to Sakra.	四天王 持国天　 Dhatarattha 東勝身洲 gandhabbas 増長天　　 Virulha 南贍部洲 kumbandas 広目天　　 Virupakkha 西牛貨洲 nagas 多聞天　 Kuvera 北倶盧洲 yakkhas	微細体なので、体の病がない 徳ある強いアプリによって転生 Gandhabba乾闥婆 インド神話においてインドラ（帝釈天）仕える半神半獣の奏楽神団 外見は主に頭に八角の角を生やした赤く逞しい男性の上半身と、黄金の鳥の翼と下半身を持った姿で表される。 その大半が女好きで肉欲が強いが、処女の守護神でもある。 仏典経蔵相応部のYakkhasayutta 長部の第32経Atanatiya Sutta 『毘沙門天王経』	Sugathi 天と人
7	Tāvatimsa deva Thirty-three gods live on the peak of Sumeru Their ruler is Sakka or Śakra, a devotee of the Buddha.	忉利天/三十三天 Sakko devānam indo śakraを釈と音訳し、devaを天と意訳し, indraを帝と意訳したもの	徳ある強いアプリによって転生 帝釈天が不正行為者への思いやりと忍耐のある義を持って統治している。 彼はまだ人間である間に高潔な世帯主の基準を具体化する7つの誓いを果たすことによってdevaの統括者としての地位を獲得した。 比丘の模範の存在 apsarases (妖精)たちがいる場所 Sakka-panha Sutta 相応部11　Sakka Samyutta
8	Yama deva Yama devas live in the air, free of all difficulties.	夜摩天（炎摩天）	徳ある強いアプリによって転生
9	Thusitha deva the home of the contented gods, among whom many Bodhisattvas	兜率天（覩史多天）	徳ある強いアプリによって転生 シッダールタとして生まれる前の釈尊Setaketuが弥勒などの他の菩薩と一緒にいた領域。 兜率天Santusita
10	Nimmanarathi deva Delighting Creation These devas delight in the sense objects of their own creation.	化楽天（楽変化天）	徳ある強いアプリによって転生 自分自身を喜ばせるために外観を変えることができる。 統治者はSunimmita.
11	Paranimmitha Vasavatthi deva Wielding Power over the Creation of Others	他化自在天（他化楽天）	徳ある強いアプリによって転生 望む形を作り出さないが、他のdevaによって心が満たされている。 妄想と欲望の擬人化であるマラはここに住んでいる。
12	Brahma Parisajja deva Retinue of Brahma Councilors of Brahmā "belonging to the assembly of Brahmā".	梵衆天	第１禅 (minor) 『雑阿毘曇心論』『彰所知論』 『仏説立世阿毘曇論』は寿命を20小劫 梵天が所有したり化身したり支配する天衆がいるため梵衆天という	色界 Rupa Loka	身長 0.5由旬 寿命 0.5劫 20小劫
13	Brahma Purohitha deva Ministers of Brahma originally from the Ābhāsvara worlds, that are born as companions to Mahābrahmā after he has spent some time alone.	梵輔天	第１禅 (medium) 梵天の手前の天には、護衛たちが居並んでいる。そのため梵輔天と言う 欲求の具現化の後に生またので、 自分が創造者であると信じている。		身長 1由旬 寿命 1劫 40小劫
14	Brahmakayika (Maha Brahma) Great Brahmas a deity whose delusion leads him to regard himself as the all-powerful, all-seeing creator of the Universe.	大梵天	第１禅 (highest) 梵天（バラモン・ヒンドゥー教のブラフマー神）の住処 BrahmajālaSuttaによると、 MahābrahmāはĀbhāsvaraの世界から来た存在であり、Brahmaの世界で一人で生まれ変わった。 以前の存在を忘れて、自分が理由もなく存在したと想像している。		身長 1.5由旬寿命 1.5劫 60小劫
15	Paritthaba deva Limited Radiance "limited light"	少光天	第２禅 (minor) 生れると身体より光明を放つが、上部の無量光天よりも少ないので、少光天という。		身長 2由旬 寿命2劫 120小劫
16	Appamanabbha deva Unbounded Radiance "limitless light"	無量光天	第２禅 (medium) 生れると身体より無量の光明を放つので、無量光天という。	星の爆発で消滅する	身長 4由旬 寿命 4劫 140小劫
17	Abhassara deva Streaming Radiance After 8 mahakalpas they are reborn in a lower realm. •	光音天	第２禅 (highest) 音声（おんじょう）がなく、何かを語るときには口から浄らかな光を発して言語の作用とするので、光音天と名づく。 大きな火災により色界の初禅天まで破壊される時は、下界の衆生はことごとくこの天に集まり、世界が再び構成されるまで待ち、後に劫を成すその初に至って、この天から金色の雲を起こし大洪水をそそぎ、それにより初禅天以下地獄に至るまでの世界を造り、完了するのを待って、この天衆の福が薄いものから漸次に下生（げしょう、下部の世界に生まれ変わる）して地獄までことごとく衆生を見に至るという。	星の爆発でも存在する	身長 8由旬 寿命 8劫 160小劫
18	Paritthasubha deva Devas of Limited Glory "limited beauty".	少浄天	第3禅 (minor) 意識に楽受（楽しき感覚）があり、清浄であるため、また色界の第三禅の最劣なる意であるので「少」とし、少浄天と名づく。		身長 16由旬 寿命 16劫 2.5劫
19	Appamanasubha deva Unbounded Glory "limitless beauty".	無量浄天	第3禅 (medium) 楽受（楽しき感覚）があり、下部の少浄天に比較すると、勝妙で量りがたいので、無量浄天と名づく。		身長 32由旬 寿命 32劫 3.5劫
20	Subhkinhaka deva Refulgent Glory	遍照天	第3禅 (highest) 快楽と清浄が周遍（あまねくまわる）、また浄光が周遍するので、遍照天と名づく。		身長 64由旬 寿命 64劫 4劫
21	Vehappala deva Very Fruitful devas	広果天 福生天 無雲天 （薩婆多・経の2部は、広果天の中に摂す）	第4禅 『順正理論』は凡夫が生まれ変わることのできる成果としては最高の天処であるため、広果天という。 増支部Jhana Sutta カルマ・エネルギーを使い果たすと地獄・餓鬼もしくは動物界に行く可能性がある		身長 500由旬、寿命 500劫
22	Asanna satta Unconscious beings Realm of mindless beings who have only bodies without consciousness. when the life span in this realm ends, the beings pass away and are born in other planes where consciousness returns.	無想天	この天に生れた者は、無想有情で、あらゆる心想（精神作用）がないので、無想天という 『仏説立世阿毘曇論』は、寿命を1,000劫とする。		身長 500由旬、寿命 500劫
23	Aviha deva "not falling" devas, the most common destination for reborn Anāgāmins.	無煩天	ここから色究竟天までは浄居天と呼ばれ、寿命が尽きれば二度と欲界に転生することがなくなる 不還果Anāgāmisだけが転生する 欲界の苦も色界の楽も共に離れて心身を煩わすものがないので、無煩天と名づく。 『雑阿毘曇心論』『彰所知論』は、この天での天部のとする。 『相応部』は以下のように説く： 貪欲と憎悪を滅ぼし、世間での執着を克服し……死魔の領域である泥沼を渡り終わり……迷いの生存の束縛を断った……七人の修行僧が無煩天(avihā)に生まれた。 『相応部』比丘尼相応、 また、『相応部』に対応する『雑阿含経』では以下のように伝えている： 「生彼無煩天　解脱七比丘　貪瞋恚已盡　超世度恩愛　誰度於諸流　難度死魔軍　誰斷死魔縻　永超煩惱軛」 —無煩天子、『雑阿含経		身長 1,000由旬 寿命 1,000劫 4,000劫
24	Athappa deva "untroubled" devas, for whose company those of lower realms long.	無熱天	不還果Anāgāmisだけが転生する 依も処もなく清涼自在にして、熱悩がないので無熱天と名づく。 また『順正理論』は、静慮を雑修して九品の上の段階に至るための障を取り除いてしまえば、心は楽しく柔軟となり、もろもろの煩悩の熱を超越するため、無熱という、と説明する。		身長 2,000由旬 寿命 2,000劫 8,000劫
25	Sudassa deva "beautiful" devas	善現天	不還果Anāgāmisだけが転生する 善妙の果報が現れるので、善現天と名づく。		身長 4,000由旬 寿命 4,000劫2,000小劫
26	Sudassi deva "clear-seeing"	善見天	不還果Anāgāmisだけが転生する 障碍なく、よく十方を見ること、自由自在なるがゆえに、善見天と名づく。 ちなみに帝釈天が所有し住居とする善見城は忉利天にあり、須弥山の絶頂		身長 8000由旬 寿命 8,000劫 1,500劫
27	Akanitta deva "un-equal in rank". •	色究竟天	不還果Anāgāmisだけが転生する 「色」とは広義ではエネルギーのことで、色界は欲望から離れて清らかなエネルギーが存在する世界である。 ここより上は重力エネルギーが存在しない無色界になり、重力を持つエネルギーを有する天処の究る場所であるから、色究竟天と呼ばれる。 鳩摩羅什訳『法華経』序品では、無色界の最上位である非想非非想天ではなく、この色究竟天が有頂天であると位置づけられている。		身長 16000由旬 寿命 16,000劫
28	Ākāsānancāyatana deva “ākāsa” +”ananta” +”āyatana“ ananta=infinite the realm where the infinite space is the focus of the mind (ārammana).	空無邊處天	第５禅 物質的存在がまったく無い空間の無限性についての三昧の境地。 物的存在たるこの肉体を厭い、無辺の虚空の自在を欣び、空無辺の理（ことわり）を解し、修行して生ずる処。 欲界と色界とにおける一切の物質的な形を離れ、一切の作意のない、無辺の空を観じる禅定。 形のあるこの肉体を厭い、大空は無限であることを達観する。 無色界には空間的な場所はないが、果報の違いに依って感じるので「処」と名付ける。	無色界 Arupa Loka	寿命 20,000 劫
29	Viññāṇañcāyatana deva “viññāna”+”ananta” +”āyatana“ the realm where the infinite viññāna is the focus of the mind (ārammana).	識無邊處天	第６禅 空無辺処の空の無辺なるを厭（いと）い、心を転じて識を縁じ、識と相応し心定りて動かず、三世（過去・現在・未来）の識が悉く、定中に現じて清浄寂静なる果報をいう。 外の虚空の相を厭い、内なる識を観じて、識が無辺であると達観すること。		寿命 40,000 劫
30	Ākiñcaññāyatana deva “ākin” + “ca” mind +”āyatana” the realm where the focus of the mind (ārammana) is only the mind.	無所有處天	第７禅 空は無辺なりと観じて、空を破した人が、さらに識が三世（過去・現在・未来）にわたって無辺であるを厭（いと）い、所縁共に所有なしと観じ、 この行力に依って生まるる処であるから、無所有処地という。 何も存在しないと観察し達観する事。		寿命 60,000 劫
31	Nevasaññānāsaññāyatana deva Bhavāgra “na” + “asañña” without perception +”nā“+ “saññā” perception, i.e., the realm where one cannot say whether there is either “no perception” or “there is perception” One could go on for a short time without perception (just like in the asañña realm), but it comes back since the “bhava” is still there.	非想非非想処 有頂天	第8禅 『倶舎論』に於いて有（Bhava＝存在）の頂（agra）を意味している。 非想非非想処天とは、この天に生じる者は、下地の如き麁想（そそう）なきを以て「非想」、または「非有想」といい、しかも、なお細想なきに非（あら）ざるを以て「非非想」、または「非無想」という。 非有想なるが為に外道（仏教以外）は、この天処を以て真の涅槃処とし、非無想なるが為に内道を説く仏教において、なお、これを生死の境とする。 •		寿命 84,000 劫
0	nibbāna	涅槃		出世間界

無色界	上界天	非想非非想処
		無所有處天
		識無邊處天
		空無邊處天
色界		四禅天	無煩天、無熱天、善現天、善見天、色究竟天（左の5天を総称して五不還天といい、欲界及び天界には再び還らない） 福生天、福慶天、広果天、無想天
		三禅天	少浄天、無量浄天、遍浄天
		二禅天	少光天、無量光天、光音天
		初禅天	梵衆天、梵輔天、大梵天
欲界 （五趣）	空居天 （居虚空天）	他化自在天（他化楽天）
		化楽天（楽変化天）
		兜率天（覩史多天）
		夜摩天（炎摩天）
	地居天	忉利天/三十三天	中央 善見城天	東方	影照天、智慧行天、衆分天、曼陀羅天、 上行天、威徳顔天、威徳燄輪光天、清浄天
				西方	波利耶多天、雑險岸天、谷崖岸天、摩尼蔵天、 旋行天、金殿天、鬘形天、柔軟天
				南方	善法堂天、山峰天、山頂天、鉢私他天、 俱吒天、雑殿天、歓喜園天、光明天
				北方	雑荘厳天、如意地天、微細行天、歌音喜楽天、 威�ｺ輪天、月光天（日行天）、閻摩娑羅天（閻摩那娑羅天）、速行天
		四天王天		東方	持国天（提頭頼吒、ドリタラーシュトラ）
				南方	増長天（毘楼勒叉、ヴィルーダカ）
				西方	広目天（毘楼博叉天、ヴィルーパークシャ）
				北方	多聞天（毘沙門天、ヴァイシュラヴァナ）
	游空天（游虚空天）	日月星宿天^[22]
	地居天（配下夜叉）^[注釈 5]	堅手天
		持華鬘天（持鬘天、鬘持天）
		恒憍天（常驕天、常放逸天）^[23][24]
	地上	須弥山
		四大洲	倶盧洲
			牛貨洲
			勝身洲
			贍部洲
		傍生
	地下	餓鬼
		八大地獄	等活地獄
			黒縄地獄
			衆合地獄
			叫喚地獄
			大叫喚地獄
			焦熱地獄
			大焦熱地獄
			無間地獄

参考資料

31 Realms of Existence

Realm	Description	Cause of Birth in Realm ( 1)	Lifetime
The Apayas (Undesired Realms)
1. Niraya (Hell)	Unimaginable suffering.	Anantariya papa kamma, Ten akusala kamma with established wrong views.	Variable
2. Thirisan (Animal)	Microscopic to large animals.	Ten akusala kamma with established wrong views.	Variable
3. Peta (Hungry Ghosts)	Some live in our world unseen to us.	Ten akusala kamma with established wrong views.	Variable
4. Vinipatha Asuras (Asuras)	Some live in our world unseen to us.	Ten akusala kamma with established wrong views.	Variable
Sugathi (Desired Kama Loka Realms)
5. Manussa (Human)	Most valued birth of all realms.	Puñña abhisaṅkhāra (thihethuka, dvihethuka, and ahethuka)	Variable
			(Note 2)
6. Cātummahārājika Deva	Fine bodies from this realm; no diseases.	Puñña abhisaṅkhāra.	500 CY
			9M HY
			(Note 3)
7. Tāvatimsa deva	Sakka lives in this realm.	Puñña abhisaṅkhāra.	1000 CY
			36M HY
8. Yama deva		Puñña abhisaṅkhāra.	2000 CY
			144M HY
9. Thusitha deva		Puñña abhisaṅkhāra.	4000 CY
			576M HY
10. Nimmanarathi deva		Puñña abhisaṅkhāra.	8000 CY
			2304M HY
11. Paranimmitha Vasavatthi deva		Puñña abhisaṅkhāra.	16000 CY
			9216M HY
Rupa Loka (Fine Material Realms)
12. Brahma Parisajja deva	Jhanic bliss in this and higher realms.	First jhana (minor)	1/3 MK (Note 4)
13. Brahma Purohitha deva		First jhana (medium)	1/2 MK
14. Brahmakayika (Maha Brahma)		First jhana (highest)	1 MK
15. Paritthaba deva		Second jhana (minor)	2 MK
16. Appamanabbha deva		Second jhana (medium)	4 MK
17. Abhassara deva		Second jhana (highest)	8 MK
18. Paritthasubha deva		Third jhana (minor)	16 MK
19. Appamanasubha deva		Third jhana (medium)	32 MK
20. Subhkinhaka deva		Third jhana (highest)	64 MK
21. Vehappala deva		Fourth jhana various levels from here and above	500 MK
22. Asanna satta	Body only; no mind		500 MK
23. Aviha deva	Only Anagamis		1000 MK
24. Athappa deva	Only Anagamis		2000 MK
25. Sudassa deva	Only Anagamis		4000 MK
26. Sudassi deva	Only Anagamis		8000 MK
27. Akanitta deva	Only Anagamis		16000 MK
Arupa Loka (Immaterial Realms); see Note 4
28. Ākāsānancāyatana deva		Fifth jhana	20,000 MK
29. Viññāṇañcāyatana deva		Sixth jhana	40,000 MK
30. Ākiñcaññāyatana deva		Seventh jhana	60,000 MK
31. Nevasaññānāsaññāyatana deva		Eighth jhana	84,000 MK

Notes:

1. See, “Kamma, Saṅkhāra, and Abhisaṅkhāra.” Akusala kamma are the same as apuññābhisaṅkhāra (apuñña abhisaṅkhāra.)

2. The realms and the lifetimes are extracted from various suttas: see, for example, “Dhammacakkappavattana Sutta – Introduction“, Sāleyyaka Sutta (MN 41),  and “Pathama Metta Sutta“.

• Lifetimes of various deva realms are given in the “Visākhā Sutta (AN 8.43)“.

3. Tihetuka means kusala kamma done with alobha, adosa, amoha.

• Dvihetuka means kusala kamma done with alobha, adosa.
• Ahetuka means kusala kamma done with only alobha, adosa, but also without enthusiasm.
• See, “Patisandhi Citta – How the Next Life is Determined According to Gathi” for details.

4. CE = Celestial Years; M HY = Millions of Human Years.

5. MK = Mahā Kalpa, an aeon or the life of the Earth or the Solar system (roughly about 10 billion years). Solar system is born, destroyed, and reborn just like living beings. We will discuss this in the Agganna Sutta in the future.

6. The names of the four arupa realms are descriptive of their characteristics.

• Akāsānancāyatana comes from “ākāsa” +”ananta” or infinite+”āyatana“, or the realm where the infinite space is the focus of the mind (ārammana).
• Vinnānancāyatana comes from “viññāna” +”ananta” or infinite+”āyatana“, or the realm where the infinite viññāna is the focus of the mind (ārammana).
• Äkincnnayatana comes from “ākin” + “ca” or mind +”āyatana”, or the realm where the focus of the mind (ārammana) is only the mind.
• Neva saññā nā saññā comes from “na” or not+ “asañña” or without perception +”nā“, or not + “saññā” or perception, i.e., the realm where one cannot say whether there is either “no perception” or “there is perception”.  One could go on for a short time without perception (just like in the asañña realm), but it comes back since the “bhava” is still there.

The 31 Planes of Existence

Arupa-Loka (Formless Realms)

The immaterial or formless realm (arupa loka) includes four planes into which beings are born as a result of attaining the Four Formless Jhana arūpadhyānas. The inhabitants of these realms are possessed entirely of mind. Having no physical form or location, they are unable to hear Dhamma teachings. They achieve this by attaining the formless jhana levels in a previous life, and now enjoy the fruits (vipāka) of the good karma of that accomplishment for a period before rebirth in a lower plane again. They do not interact with the rest of the universe.

· 31 - Realm of Neither Perception Nor Non-Perception (nevasannanasannayatanupaga deva): Rebirth in this plane is a result of attaining the fourth formless jhana in a previous life. The beings in this plane only have mind and no physical body. They are unable to hear Dhamma. In this sphere the formless beings do not engage in "perception". Uddaka Ramaputra's father reached this plane and thought that this is awakening. After having experienced this state the Buddha realized that it will eventually lead to further rebirth.^[9]

· 30 - Realm of Nothingness (akincannayatanupaga deva): Rebirth in this plane is a result of attaining the third formless jhana in a previous life. This is considered a form of perception, though a very subtle one. This was the sphere reached by Āḷāra Kālāma, the Buddha's first teacher. Alara Kalama thought that it is the state of awakening or liberation.^[10]

· 29 - The Realm of Infinite Consciousness (vinnanancayatanupaga deva): Rebirth in this plane is a result of attaining the second formless jhana. In this sphere formless beings dwell meditating on their consciousness (vijñāna) as infinitely pervasive.

· 28 - Realm of Infinite Space (akasanancayatanupaga deva): Rebirth in this plane is a result of attaining the first formless jhana.

Rupa-Loka (Fine-Material World )

The fine material realm (rupa-loka) consists of sixteen planes. Beings are reborn into these planes as a result of attaining the form jhanas. The prevalent mode of experience here is meditative rather than sensory. They have bodies made of fine matter. The sixteen planes correspond to the attainment of the four form jhanas. The devas of the rupa-loka have physical forms, but are sexless and passionless. Beings in the lower planes are not able to see beings in planes higher than theirs. The beings of the Form realm are not subject to the extremes of pleasure and pain, or governed by desires for things pleasing to the senses, as the beings of the Kāma-loka are. The bodies of Form realm beings do not have sexual distinctions. Like the beings of the Arupa-loka, the dwellers in the Rupa-loka have minds corresponding to the dhyānas (Pāli: jhānas). In their case it is the four lower jhanas or rūpadhyānas.

Related Sutta : Jhana Sutta from the Anguttara Nikaya

Pure Abodes (Suddhavasa)

Main article: Pure land

The Pure Abodes are distinct from the other worlds of the rupa-loka in that they do not house beings who have been born there through ordinary merit or meditative attainments. Birth in these five realms are a result of attaining the fruit of non-returning or Anagami, the third level of enlightenment. These Pure Abodes are accessible only to those who have destroyed the lower five fetters, consisting of self-view, sceptical doubt, clinging to rites and ceremonies, sense desires, and ill-will.^[11] They will destroy their remaining fetters of craving for fine material existence, craving for immaterial existence, conceit, restlessness and ignorance during their existence in the Pure Abodes. Those who take rebirth here are called "non-returners" because they do not return from that world, but attain final nibbana there without coming back. They guard and protect Buddhism on earth, and will pass into enlightenment as Arhats when they pass away from the Suddhavasa worlds. According to the Ayacana Sutta, among its inhabitants is Brahma Sahampati, who begs the Buddha to teach Dhamma to the world.

The five Pure Abodes are:

· 27 - Peerless Devas (Akanittha deva): World of devas "un-equal in rank". The highest of all the Rūpadhātu worlds, it is often used to refer to the highest extreme of the universe. The current Śakra will eventually be born there.

· 26 - Clear-Sighted Devas (Sudassi deva): The "clear-seeing" devas live in a world similar to and friendly with the Akanitṭha world.

· 25 - Beautiful Devas (Sudassa deva): The world of the "beautiful" devas is said to be the place of rebirth for five kinds of anāgāmins.

· 24 - Untroubled Devas (Atappa deva): The world of the "untroubled" devas, for whose company those of lower realms long.

· 23 - Devas not Falling Away (Aviha deva): The world of the "not falling" devas, perhaps the most common destination for reborn Anāgāmins. Many achieve arhatship directly in this world, but some pass away and are reborn in sequentially higher worlds of the Pure Abodes until they are at last reborn in the Akanitṭha world. These are called in Pāli uddhaṃsotas, "those whose stream goes upward".

Bṛhatphala Planes

These two realms are a result of attaining the fourth jhana. They remain in the tranquil state attained in the 4th Jhana, and is characterized by equanimity (upekṣā).

· 22 - Unconscious beings (Asaññasatta): Realm of mindless beings who have only bodies without consciousness. Rebirth into this plane results from a meditative practice aimed at the suppression of consciousness. Those who take up this practice assume release from suffering can be achieved by attaining unconsciousness. However, when the life span in this realm ends, the beings pass away and are born in other planes where consciousness returns.

· 21 - Very Fruitful devas (vehapphala deva): In the Jhana Sutta of the Anguttara Nikaya the Buddha said "The Vehapphala devas, monks, have a life-span of 500 eons. A run-of-the-mill person having stayed there, having used up all the life-span of those devas, goes to hell, to the animal womb, to the state of the hungry shades."^[12]

Śubhakṛtsna Planes

These three realms are a result of attaining the third jhana. The mental state of the devas of these worlds corresponds to the third jhana, and is characterized by a quiet joy (sukha). These devas have bodies that radiate a steady light.

· 20 - Devas of Refulgent Glory (subhakinna deva): The Buddha said, "The Subhakinha devas, monks, have a life-span of 64 mahakalpas. A run-of-the-mill person having stayed there, having used up all the life-span of those devas, goes to hell, to the animal womb, to the state of the hungry shades."^[13]

· 19 - Devas of Unbounded Glory (appamanasubha deva): The world of devas of "limitless beauty".

· 18 - Devas of Limited Glory (parittasubha deva): The world of devas of "limited beauty".

Ābhāsvara Planes

These three are a result of attaining the second jhana. The mental state of the devas of the Ābhāsvara worlds corresponds to the second dhyāna, and is characterized by delight (prīti) as well as joy (sukha).

· 17 - Devas of Streaming Radiance (abhassara deva): The Abhassara devas have a life-span of 8 mahakalpas. After that period they are reborn in a lower realm.^[14]

· 16 - Devas of Unbounded Radiance (appamanabha deva): The world of devas of "limitless light", a concept on which they meditate. Their lifespan is 4 mahākalpas.

· 15 - Devas of Limited Radiance (parittabha deva): The world of devas of "limited light". Their lifespan is 2 mahākalpas.

Brahmā Planes

Main article: Brahma (Buddhism)

The mental state of the devas of the Brahmā worlds corresponds to the first jhana. Like all beings, the brahmas are still tied to the cycle of rebirth, though sometimes they forget this and imagine themselves to be immortal. The Buddha said "The devas of Brahma's retinue, monks, have a life-span of an eon. A run-of-the-mill person having stayed there, having used up all the life-span of those devas, goes to hell, to the animal womb, to the state of the hungry shades."^[15]

One way to rebirth in the brahma world is mastery over the first jhana. Another is through meditations on loving kindness, compassion, altruistic joy, and equanimity. According to the Subha Sutta, the Brahmin Subha asked the Buddha to teach him how to be born in the world of Brahma. And the Buddha said to him:

Then young man, listen carefully I will tell.’ The young man agreed and the Blessed One said. The bhikkhu pervades one direction with thoughts of loving kindness, so too the second, the third, the fourth, above, below, across, in every respect, in all circumstances, the entire world, he pervades with the thought of loving kindness grown great and immeasurable without anger and ill will. Young man, when the release of the mind in loving kindness, is developed thus, none of the measured actions remain. Just as a clever drummer in no time would make known the message in the four directions. In the same manner, when the release of the mind in loving kindness, is developed thus, none of the measured actions remain. This is the method to be born with Brahma. Again the bhikkhu pervades one direction with the thought of compassion,…re…. with intrinsic joy,…re… with equanimity, so too the second, the third, the fourth, above, below, across, in every respect, in all circumstances, the entire world, he pervades with equanimity grown great and immeasurable without anger and ill will. Young man, when the release of the mind in equanimity, is developed thus, none of the measured actions remain. Just as a clever drummer in no time would make known the message in the four directions. In the same manner, when the release of the mind in equanimity is developed thus, none of the measured actions remain. This is the method to be born with Brahma.^[16]

· 14 - Great Brahmas (Maha brahma): One of this realm's most famous inhabitants is the Great Brahma, a deity whose delusion leads him to regard himself as the all-powerful, all-seeing creator of the Universe. According to the Brahmajāla Sutta, a Mahā brahmā is a being from the Ābhāsvara worlds who falls into a lower world through exhaustion of his merits and is reborn alone in the Brahma-world; forgetting his former existence, he imagines himself to have come into existence without cause.

Related Sutta: Kevaddha Sutta

· 13 - Ministers of Brahma (brahma-purohita deva): The "Ministers of Brahmā" are beings, also originally from the Ābhāsvara worlds, that are born as companions to Mahābrahmā after he has spent some time alone. Since they arise after his thought of a desire for companions, he believes himself to be their creator, and they likewise believe him to be their creator and lord.

· 12 - Retinue of Brahma (brahma-parisajja deva): The "Councilors of Brahmā" or the devas "belonging to the assembly of Brahmā".

Kama-Loka (The Sense-Sphere realm)

Main article: Desire realm

Birth into these heavenly planes takes place as a result of giving and moral discipline. The Sense-Sphere Realm is the lowest of the three realms. The driving force within this realm is sensual desire. These devas enjoy aesthetic pleasures, long life, beauty, and certain powers. The heavenly planes are not reserved only for good Buddhists. Anyone who has led a wholesome life can be born in them. People who believe in an "eternal heaven" may carry their belief to the deva plane and take the long life span there to be an eternal existence. Only those who have known the Dhamma will realize that, as these planes are impermanent, some day these sentient beings will fall away from them and be reborn elsewhere. The devas can help people by inclining their minds to wholesome acts, and people can help the devas by inviting them to rejoice in their meritorious deeds.

Related Suttas: Saleyyaka Sutta, Dana Sutta

Higher Kama (Karma) Loka

These devas live in four heavens that float in the air, leaving them free from contact with the strife of the lower world.

· 11 - Devas Wielding Power over the Creation of Others (Parinimmita-vasavattin deva): These devas enjoy sensual pleasures created by others for them. These devas do not create pleasing forms that they desire themselves, but their desires are fulfilled by the acts of other devas who wish for their favor. Mara, the personification of delusion and desire, lives here.

· 10 - Devas Delighting in Creation (Nimmanarati deva): These devas delight in the sense objects of their own creation. They are capable of changing appearance to please themselves. The lord of this world is Sunirmita (Pāli Sunimmita).

· 9 - Contented deva (Tusita deva): Tushita is the home of the contented gods, among whom many Bodhisattvas, including the future Buddha Maitreya, abide. Before his birth as Siddhartha, the present Buddha also used to dwell with the other Bodhisattvas in this realm. His name in this realm was Śvetaketu (Pāli: Setaketu). While Maitreya is undoubtably the most important of the dwellers in Tuṣita, the ruler of this world is Santuṣita (Pāli: Santusita).

· 8 - Yama devas: These Yama devas live in the air, free of all difficulties.

Lower Kama-Loka

Main article: Sumeru

The lower devas of the Kama-loka live on different parts of the mountain at the center of the world, Sumeru. They are even more passionate than the higher devas, and do not simply enjoy themselves but also engage in strife and fighting.

· 7 - Thirty-three gods (Tavatimsa deva): Beings that live on the peak of Sumeru are like the Olympian gods. Their ruler is Sakka or Śakra, a devotee of the Buddha. Sakka rules by righteousness, patience towards aggressors, and compassionate treatment of wrongdoers. Sakka and the devas honor sages and holy men. He earned his place as ruler of the devas by fulfilling seven vows which embody the standards of the virtuous householder while he was still a human being. The Buddha holds up Sakka's patience and forgiveness as a model for the bhikkhus. Many devas dwelling here live in mansions in the air. Besides the thirty-three devas, many other devas and supernatural beings dwell here, including the attendants of the devas and many apsarases (nymphs).

Related Suttas: Sakka-panha Sutta and the Sakka Samyutta (11th section of the Samyutta Nikaya) which also contains 25 short discourses connected with Sakka.

· 6 - Four Great Kings (catummaharajika deva): The world of the Four Great Kings includes the martial kings who guard the four quarters of the Earth. The chief of these kings is Vaisravana, but all are ultimately accountable to Sakra. Dhatarattha, king of the Eastern Direction, is lord of the gandhabbas. Virulha, king of the Southern Direction, is lord of the kumbandas. Virupakkha, king of the Western Direction, is lord of the nagas. Kuvera, who rules as king of the Northern Direction, is lord of the yakkhas. The devas who guide the Sun and Moon are also part of this world.

This is home to the four types of earthly demigod or nature-spirit: Gandhabba - the celestial musicians or fairies Yakkha - tree spirits of varying degrees of ethical purity. They are analogous to the goblins, trolls, ogres, and fairies of Western fairy tales. They inhabit remote areas such as forests, hills, and abandoned caves. Though living in misery they have the potential for awakening and can attain the path and fruits of the spiritual life.

Related Suttas: Yakkhasayutta of the Samyutta Nikaya.

According to the Atanatiya Sutta:

"There are non-humans who are fierce, violent, given to retaliation; those non-humans heed neither the (four) great kings, nor their ministers nor their attendants. They are called rebels against the (four) great kings. Even as in the kingdom of Magadha, the thieves heed neither the king of Magadha, nor the ministers, nor their attendants, and are called rebels against the king of Magadha, so there are non-humans who are fierce... (as before). They are called rebels against the (four) great kings."

Kumbhanda (dwarfs) Naga (dragons) Related Sutta: Maha-samya Sutta of the Digha Nikaya

probably also Garuda

Human Beings (manussa loka)

· 5 - Human (manussa loka): Birth in this plane results from giving and moral discipline of middling quality. This is the realm of moral choice where destiny can be guided. The Khana Sutta mentioned that this plane is a unique balance of pleasure and pain. It facilitates the development of virtue and wisdom to liberate oneself from the entire cycle or rebirths. For this reason rebirth as a human being is considered precious according to the Chiggala Sutta. In the Cula-kammavibhanga Sutta (The Shorter Analysis of Action), the Buddha taught that:

Killing others lead to short life if one becomes reborn in the human plane instead of the four lower States of Deprivation. By abandoning the very acts of killing and harming, one gets to be reborn in a heavenly world. Alternatively, one gets to be reborn in the human world being endowed with long life.

Injuring of others beings can lead to rebirth in the States of Deprivation. Alternatively, the person comes back in the human plane as someone very sickly. Non-injuring of others leads to rebirth in good destinations. Alternatively, one comes back to the human plane enjoying good health.

The same goes for the following:

· Beautiful or Unattractive Human Rebirth depends on whether the person has an irritable character in this life.

· Influential or Ordinary Human Rebirth depends on whether the person is envious of the gain and honor received by others in this life.

· Rich or Poor Human Rebirth depends on whether one is generous to others, such as providing the requisites of holy people, in this present life.

Related Suttas: Janussonin Sutta, Cula-kammavibhanga Sutta,

States of Deprivation (Apaya)

Rebirth into these planes results from unwholesome conduct. Beings reborn there have no moral sense and generally cannot create good kamma (karma). However, when the unwholesome kamma that brought them to these planes is exhausted, some stored good kamma can bring them rebirth in some other plane. Only stream-enterers and other ariyans can be sure they will never again be born in these planes of misery.

Related sutta: Saleyyaka Sutta and The Vipaka Sutta

· 4 - Asura: They are demons or "titans" that are engaged in endless conflict with each other. From the Jataka Tales, we are told that the Asuras are always fighting to regain their lost kingdom on the top of Mount Sumeru, but are unable to break the guard of the Four Great Kings.^[17] The Asuras are divided into many groups, and have no single ruler, but among their leaders are Vemacitrin (Pāli: Vepacitti) and Rāhu. According to Marasinghe:

"In later texts we find the Asura realm as one of the four unhappy states of rebirth. The Nikāya evidence however does not show that the Asura realm was regarded as a state of suffering"^[18]

Related sutta: Rattana Sutta

· 3 - Hungry ghost (pretha loka): This is the realm where ghost and unhappy spirits wander in vain, hopelessly in search of sensual fulfillment.

Related sutta : Tirokudda Kanda from the Khuddakapatha

· 2 - Animal (tiracchana yoni): The animal realm includes animals, insects, fish, birds, worms, etc..

· 1 - Hell realms (niraya)

Main article: Naraka (Buddhism)

These are realms of extreme sufferings are mentioned in the Balapandita Sutta and the Devaduta Sutta.

I. The Immaterial World (arupa-loka)

Realm	Comments	Cause of rebirth here
(31) Neither-perception-nor-non-perception (nevasaññanasaññayatanupaga deva)	The inhabitants of these realms are possessed entirely of mind. Having no physical body, they are unable to hear Dhamma teachings.	Fourth formless jhana
(30) Nothingness (akiñcaññayatanupaga deva)		Third formless jhana
(29) Infinite Consciousness (viññanañcayatanupaga deva)		Second formless jhana
(28) Infinite Space (akasanañcayatanupaga deva)		First formless jhana

II. The Fine-Material World (rupa-loka)

Realm	Comments	Cause of rebirth here
(27) Peerless devas (akanittha deva)	These are the five Pure Abodes (suddhavasa), which are accessible only to non-returners (anagami) and arahants. Beings who become non-returners in other planes are reborn here, where they attain arahantship. Among its inhabitants is Brahma Sahampati, who begs the Buddha to teach Dhamma to the world (SN 6.1).	Fourth jhana. (See, e.g., AN 4.123.)
(26) Clear-sighted devas (sudassi deva)
(25) Beautiful devas (sudassa deva)
(24) Untroubled devas (atappa deva)
(23) Devas not Falling Away (aviha deva)
(22) Unconscious beings (asaññasatta)	Only body is present; no mind.
(21) Very Fruitful devas (vehapphala deva)	Beings in these planes enjoy varying degrees of jhanic bliss.
(20) Devas of Refulgent Glory (subhakinna deva)		Third jhana (highest degree). (See, e.g., AN 4.123.)
(19) Devas of Unbounded Glory (appamanasubha deva)		Third jhana (medium degree)
(18) Devas of Limited Glory (parittasubha deva)		Third jhana (minor degree)
(17) Devas of Streaming Radiance (abhassara deva)		Second jhana (highest degree). (See, e.g., AN 4.123.)
(16) Devas of Unbounded Radiance (appamanabha deva)		Second jhana (medium degree)
(15) Devas of Limited Radiance (parittabha deva)		Second jhana (minor degree)
(14) Great Brahmas (Maha brahma)	One of this realm's most famous inhabitants is the Great Brahma, a deity whose delusion leads him to regard himself as the all-powerful, all-seeing creator of the universe (DN 11).	First jhana (highest degree)
(13) Ministers of Brahma (brahma-purohita deva)	Beings in these planes enjoy varying degrees of jhanic bliss.	First jhana (medium degree)
(12) Retinue of Brahma (brahma-parisajja deva)		First jhana (minor degree). (See, e.g., AN 4.123.)

18天

上位から述べると次の通りになります。

1. 色究竟天

2. 善見天

3. 善現天

4. 無熱天

5. 無煩天(ここから色究竟天までは浄居天と呼ばれ、寿命が尽きればそのまま仏と成ります)

6. 広果天

7. 無想天（薩婆多・経の2部は、広果天の中に摂す）

8. 福生天

9. 無雲天

10. 遍照天

11. 無量浄天

12. 少浄天

13. 光音天

14. 無量光天

15. 少光天

16. 大梵天

17. 梵輔天

18. 梵衆天

この18天を、四禅に振り分けると以下の通りとなる。

第四禅

色究竟天・善見天・善現天・無熱天・無煩天（これを五浄居天と称す）と広果天・福生天・無雲天

第三禅

遍照天・無量浄天・少浄天

第二禅

光音天・無量光天・少光天

初禅

大梵天・梵輔天・梵衆天

III. The Sensuous World (kama-loka)

HAPPY DESTINATIONS (SUGATI)

Realm	Comments	Cause of rebirth here
(11) Devas Wielding Power over the Creation of Others (paranimmita-vasavatti deva)	These devas enjoy sense pleasures created by others for them. Mara, the personification of delusion and desire, lives here.	· Ten wholesome actions (MN 41) · Generosity · The development of virtue and wisdom (AN 10.177)
(10) Devas Delighting in Creation (nimmanarati deva)	These devas delight in the sense objects of their own creation.
(9) Contented devas (tusita deva)	A realm of pure delight and gaiety. Bodhisattas abide here prior to their final human birth. This is where the bodhisatta Maitreya (Metteya), the next Buddha, is said to dwell.
(8) Yama devas (yama deva)	These devas live in the air, free of all difficulties.
(7) The Thirty-three Gods (tavatimsa deva)	Sakka, a devotee of the Buddha, presides over this realm. Many devas dwelling here live in mansions in the air.
(6) Devas of the Four Great Kings (catumaharajika deva)	Home of the gandhabbas, the celestial musicians, and the yakkhas, tree spirits of varying degrees of ethical purity. The latter are analogous to the goblins, trolls, and fairies of Western fairy tales.
(5) Human beings (manussa loka)	You are here (for now). Rebirth as a human being is extraordinarily rare (SN 56.48). It is also extraordinarily precious, as its unique balance of pleasure and pain (SN 35.135) facilitates the development of virtue and wisdom to the degree necessary to set one free from the entire cycle of rebirths.	· The development of virtue and wisdom (AN 10.177) · The attainment of stream-entry (sotapatti) guarantees that all future rebirths will be in the human or higher realms.

STATES OF DEPRIVATION (APAYA)

Realm	Comments	Cause of rebirth here
(4) Asuras (asura)	The demons — "titans" — that dwell here are engaged in relentless conflict with each other.	· Ten unwholesome actions (MN 41)
(3) Hungry Shades/Ghosts (peta loka)	Ghosts and unhappy spirits wander hopelessly about this realm, searching in vain for sensual fulfillment. Read Ajaan Lee's colorful description of this realm.	· Ten unwholesome actions (MN 41) · Lack of virtue, holding to wrong views (AN 10.177)
(2) Animals (tiracchana yoni)	This realm includes all the non-human forms of life that are visible to us under ordinary circumstances: animals, insects, fish, birds, worms, etc.	· Ten unwholesome actions (MN 41) · Lack of virtue, holding to wrong views. If one is generous to monks and nuns, however, one may be reborn as an "ornamented" animal (i.e., a bird with bright plumage; a horse with attractive markings, etc.; AN 10.177). · Behaving like an animal (MN 57)
(1) Hell (niraya)	These are realms of unimaginable suffering and anguish (described in graphic detail in MN 129 and MN 130). Should not be confused with the eternal hell found in other religious traditions, since one's time here is — as it is in every realm — temporary.	· Ten unwholesome actions (MN 41) · Lack of virtue, holding to wrong views (AN 10.177) · Murdering your parents, murdering an arahant, injuring the Buddha, or creating a schism in the Sangha (AN 5.129) · Being quarrelsome and annoying to others (Snp II.6)

Sources:

· Buddhist Dictionary, by Nyanatiloka Mahathera (Kandy: Buddhist Publication Society, 1980).

· The Buddhist Religion: A Historical Introduction (fourth edition), by R.H. Robinson & W.L. Johnson (Belmont, California: Wadsworth, 1997).

· The Long Discourses of the Buddha (Introduction), translated by Maurice Walshe (Boston: Wisdom Publications, 1987).

· A Manual of Abhidhamma, by Ven. Narada Thera (Kuala Lumpur: Buddhist Missionary Society, 1979).

· The Middle Length Discourses of the Buddha (Introduction), translated by Bhikkhu Ñanamoli and Bhikkhu Bodhi (Boston: Wisdom Publications, 1995).

· Teacher of the Devas (Wheel Publication 414/416), by Susan Elbaum Jootla (Kandy: Buddhist Publication Society, 1997).

· The Three Worlds (wall chart), compiled by Ven. Acaro Suvanno (printed for free distribution by devotees and Mr & Mrs Lim Say Hoe and family).

Body Types in 31 Realms – Importance of Manomaya Kaya

1. There are three main categories that the 31 realms can be divided into: kāma lōka, rūpa lōka, and arūpa lōka.

• Living beings in the kāma lōka are in 11 realms: four lowest realms (apāyās), human realm and six dēvā realms.
• Rūpa lōka has 16 rūpāvacara brahma realms. A “rūpāvacara brahma” means a brahma in the rūpa lōka.

Arūpa lōka has 4 arūpāvacara brahma realms.

1. 31の領域を3つの主要なカテゴリに分けることができます：kāma lōka, rūpa lōka, arūpa lōka

kāma lōka の生命体は11の領域にあります。4つの最下位領域（apāyās）、人間の領域、6つのdēvā領域です。

Rūpalōkaには16のrūpāvacara brahma （rūpa lōkaのbrahmaという意味）領域があります。

Arūpalōkaには4つのarūpāvacarabrahma領域があります。

2. Different sets of sense faculties are associated with beings in those three types of “lōka”.

• Those in the arūpa lōka have just the mind. Therefore, the only rūpa (or matter) associated with an arūpi brahma is the hadaya vatthu, which is of the size of the smallest unit of matter in Buddha Dhamma called a suddhāshtaka.

That suddhāshtaka is much smaller than an atom in modern science. So, we cannot see these beings. It is important to note that cannot even see many microscopic beings that live among us, like those in drinking water. Just because we cannot see them, it does mean they do not exist.

2.これらの3種類の「lōka」には、生命体に関連付けられた異なる感覚機能がセットされています。

Arūpa lōkaの生命体はマインドを持っています。したがって、arūpi brahmaに関連する唯一のrūpa（物質）はhadaya vatthuであり、これは仏法ではsuddhāshtakaと呼ぶ最小単位のサイズです。

そのsuddhāshtakaは現代科学の原子よりもはるかに小さいので、たとえば水の中にいる多くの微生物は見ることさえできませんように、これらの存在を見ることはできません。

suddhāshtakaとbhūtaの関係は？

私たちがそれらを見ることができませんからといって、それらが存在しないことにはなりません。

3. Those in the rūpa lōka have just sense faculties: eyes, ears, and the mind.

• But the eyes and ears are not solid and tangible things like the physical eyes and ears that we or the animals have.
• Seeing and hearing for those rūpāvacara brahmas happen with the aid of cakkhu and sota pasāda rūpa. Each of those two are also of the size of a suddhāshtaka.
• Therefore, even for a rūpāvacara brahma, the whole “body” is made of basically three suddhāshtaka, unimaginably small. This collection of hadaya vatthu and the two pasāda rūpa is called the manōmaya kaya of that brahma.
• An arūpāvacara brahma has a manōmaya kaya that has only a hadaya vatthu.

Therefore, even with the aid of the most sophisticated microscope it will be impossible see any of brahmas in those 20 realms.

3. rūpa lōkaの生命体は、目、耳、マインドという感覚機能を持っています。

しかし、目と耳は、私たちや動物が持っています肉体の目や耳のような形のある具体的なものではありません。

これらのrūpāvacara brahmasの視聴は、cakkhuとsota pasāda rūpaの助けを借りて行われます。

これら2つのそれぞれは、suddhāshtakaのサイズです。

したがって、rūpāvacara brahmaでさえ、「体」全体は基本的に3つのsuddhāshtakaから成り、想像を絶するほど小さです。もう一つのマインドのサイズは？

このhadaya vatthuと2つのpasāda rūpaの集合体は、そのbrahmaのmanōmaya kayaと呼ばれます。

Arūpāvacara brahmaには、hadaya vatthuのみを持っていますmanōmayakayaです。

したがって、最も洗練された顕微鏡の助けを借りても、これらの20の領域でBrahmaを見るのは不可能です。

4. In fact ALL BEINGS have the basic sense faculties of the size of a suddhāshtaka each. The basic sensing unit for a kāmāvacara being has six units for seeing, hearing, tasting, smelling, touch, and thinking.

• Any kāmāvacara being (including humans, animals, and dēvās) has a “fine body” with those unseen five sense faculties called “pasāda rūpa”: cakkhu pasāda rūpa for seeing, sota pasāda rūpa for hearing, ghana pasāda rūpa  for tasting, jivhā pasāda rūpa for smelling, kāya pasāda rūpa for touching.

• These five sets of pasāda rūpa and the hadaya vatthu make up the “mental body” or “manōmaya kaya” of a kāmāvacara living being.

It is easy to see that a rūpāvacara brahma has a manōmaya kaya with just two pasāda rūpa (for seeing and hearing) and a hadaya vatthu for thinking. An arūpāvacara brahma has just the hadaya vatthu for the mind.

4.実際、すべての生命体はそれぞれsuddhāshtakaの大きさの基本的な感覚機能を持っています。

kāmāvacaraの基本的な感知ユニットには、見る、聞く、味わう、嗅ぐ、触れる、考えるの6つのユニットがあります。

すべてのkāmāvacara（人間、動物、およびdevaを含む）には、「pasāda rūpa」と呼ばれます目に見えない5つの感覚能力を持っています「繊細な体」があります。

見るためにはcakkhu pasāda rūpa ,聞くためにはsota pasāda rūpa,味わうためにはghana pasāda rūpa,香りにはjivhā pasāda rūpa, 感触にはkāya pasāda rūpaです。

•これらの5組のpasāda rūpa rūpaとhadaya vatthuは、kāmāvacaraの生き物の「メンタルの身体」すなわち「manōmaya kaya」を構成します。

Rūpāvacara brahmaには、2つのpasāda rūpa（見ることと聞くこと）と考えるためのhadaya vatthuのmanōmaya kayaがあります。Arūpāvacara brahmaには、マインドのためのhadaya vatthuだけがあります。

5. The physical (solid) eyes, ears, nose, tongue, and the body of a kāmāvacara being (human or animal) just act as “sensing equipment” to collect external signals.

• Then the brain processes those signals and send to the manōmaya kaya that is inside this solid body. I will explain this in the next post.

This is why even for humans, the essence is in the manōmaya kaya. The solid body is just an inert shell that is “powered by” the manōmaya kaya. When the manōmaya kaya comes out at death, the physical body becomes inert just like a log of wood.

5. kāmāvacaraの存在（人間または動物）の物理的（固体）の目、耳、鼻、舌、身体は、外部信号を収集するための「感知装置」として機能します。　

次に、脳はそれらの信号を処理し、この固体の体内部にあるmanōmaya kayaに送信します。

人間にとっても、本質はmanōmaya kayaにあるのです。固体のボディです肉体は、manōmaya kayaによって「動力を与えられる」単なる不活性なシェルです。

manōmaya kayaが死んで出てくるとき、肉体は木の丸太のように不活性になります。

6. This “manōmaya kaya” is the one that takes hold of the zygote in a womb at conception. That zygote is made by the union of the mother and father; see, “Buddhist Explanations of Conception, Abortion, and Contraception“.

• A gandhabba that descends to the womb originally has a bit more denser body than this manōmaya kaya. In addition to the “manōmaya kaya”, it has a “material body” too, but that is still too fine to be seen by us. When the gandhabba enters the womb, that “material body” is shed and only the “very fine manōmaya kāya” combines with the zygote.
• As discussed in that post, that zygote is the cell formed by the union of the mother and father and is well understood in modern science. Of course the modern science is not aware of the manōmaya kāya of the gandhabba that merges with the zygote.
• In fact, scientists do not know how that zygote becomes a “new life”, a brand new living being.
• Gandhabba is discussed at: “Mental Body – Gandhabba“.

6.この「manōmaya kaya」は、受胎時に受精卵を子宮でつつみます。受精卵は、母と父の結合によって作られます。Buddhist Explanations of Conception, Abortion, and Contraceptionを参照してください。

子宮に「降りてくる」gandhabbaは、このmanōmaya kayaよりも少し密度の濃い体を持っています。

manōmaya kayaには物質的体（要素）もありますが、それでも私たちには繊細すぎて見ることができません。gandhabbaが子宮に入ると、その「物質的な体」は脱落し、「非常に細かいmanōmaya kaya」だけが受精卵と結合します。

gandhabbaとmanōmaya kayaの関係性？

前に議論したように、その受精卵は母と父の結合によって形成された細胞として、現代科学では理解されています。もちろん、現代科学は、受精卵と融合するgandhabbaのmanōmaya kayaを認識していません。

実際、科学者は、その受精卵がどのようにして「新しい生命」、真新しい生命体になりますかを知りません。

gandhabbaについては、Mental Body – Gandhabbaで説明しています。

7. Now that zygote with the manōmaya kaya, starts diving into more and more new cells. The energy needed for making those new cells comes from the mother (i.e., from the food eaten by the mother).

• That initial single cell grows to a baby of the size that comes out of the womb after nine months. Now, we can see that the critical manōmaya kaya — with those basic sensing faculties – is negligibly small compared to that baby.

Of course once outside the womb, the baby grows by eating food and eventually grows to an adult. Virtually all solid matter in an adult is just lifeless matter. This is why a person can lose one-third or even half of the body mass, and still remain the “same person”.

7.manōmaya kayaと受精卵には、多くの新しい細胞が次々に飛び込み始めます。これらの新しい細胞を作るために必要なエネルギーは、母親から（すなわち、母親が食べた食物から）摂取します。

最初の単一細胞は、9か月後には子宮から出てくるサイズの新生児に成長します。

今、私たちは、基本的な感覚機能を持っていますmanōmaya kayaは、その新生児に比べて無視できるほど小さいことがわかります。

子宮の外に出た新生児は食物を食べて成長し、最終的には大人に成長します。成人の実質的にすべての固形部分は、生命のない物質です。これが、人が体重の3分の1または半分を失い、それでも「同じ人」のままでいることができる理由です。

8. Therefore, there is not much in the heavy solid body that really defines that “person”. All the key aspects are in the mental body or the manōmaya kaya.

• That solid body is made alive by the manōmaya kaya with the hadaya vatthu and the five pasāda rūpa. Hard to believe but that is what happens.

At the death of the physical body, that manōmaya kaya comes out. When it comes out, it also has a very fine “physical type” body that resembles the body of the person that just dies. That combined fine body is really “ghost-like” and can be seen by even some people. That is what is called gandhabba and it now waits for another suitable body to enter, if there more kammic energy for the “human bhava” is left.

8.したがって、重い固体のボディには、その「人」を実際に定義するものはありません。

すべての重要な側面は、メンタルボディすなわちmanōmaya kayaにあります。

その固体です肉体は、hadaya vatthuと５つのpasāda rūpa からなるmanōmaya kayaによって生かされています。

信じ難いでしょうが、そうなっていますのです。

肉体が死ぬと、そのmanōmaya kayaが出てきます。出てくるとき、ちょうど死んだ人の体に似ています非常に繊細な「肉体的タイプ」の体を持っています。その結合された繊細なボディは本当に「ゴーストのような」ものであり、一部の人でも見ることができます。

それはgandhabbaと呼ばれますものであり、もし「人間のbhava（エネルギー体）」のためのカルマ・エネルギーが残っています場合には、適切な別の体が入るのをgandhabbaは待つことになります。

9. For brahmas in the rupa loka,  three units of matter are formed by kammic energy at the moment of birth; because it has three units of matter such an initial “body” formed at the moment of patisandhi is called a “thrija kaya“.  The three units are kammaja kaya, cittaja kaya, and the utuja kaya. The utuja kaya is a very fine physical body, and those “rupi brahmas” can “see” and “hear”.

• Those rupi brahmas have a kammaja kaya consisting of kaya dasaka, vatthu dasaka, bhava dasaka, and also two pasada rupa for seeing and hearing: cakkhu pasada and sota pasada. These pasada rupa are also essentially suddhashtaka, with different modes of spin/rotation (“bramana“/”paribramana“); see, “31 Realms Associated with the Earth“.

Even though “kaya” is translated as “body”, the only “physical body” of a rupi brahma is the “utuja kaya“. Thus a “kaya” does not mean a “physical body”.

9. rupa lokaのbrahmasの場合、出生の瞬間に3単位の物質がカムミック・エネルギーによって形成されます。それは物質の3つのユニットを持っていますので、そのような最初の「体」はpatisandhiの瞬間に形成され、「thrija kaya」と呼ばれます。 3つのユニットは、kammaja kaya、cittaja kaya、およびutuja kayaです。utuja kayaは非常に繊細な肉体であり、「rupi brahmas」は「見る」「聞く」ことができます。

•これらのrupi brahmasには、kaya dasaka, vatthu dasaka, bhava dasaka, 視聴覚用の２つのpasada rupaからなるkammaja kayaがあります。cakkhu pasadaとsota pasadaです。これらのpasada rupaも本質的にはsuddhashtakaであり、さまざまなスピン/回転モード（bramana/paribramana）があります。31 Realms Associated with the Earthを参照してください。

•「kaya」は「体」と訳されていますが、rupi brahmasの唯一の「肉体」は「utuja kaya」です。したがって、「kaya」は「身体」を意味しますものではありません。

10. The physical bodies (utuja kaya) of those rupi brahmas are much finer compared to those of the devas, and thus devas cannot see those rupi brahmas just like we cannot see the devas.

• The brahmas (and also devas) can “see” without the aid of light and “hear” without the having air to transmit sound waves; their “physical bodies” do not have “eyes” and “ears” like ours. Thus they can “see” and “hear” over great distances. And they can be anywhere they wish within a short time.

The closest analogy of how their “vision” works is how we “see” dreams; we don’t need eyes to see dreams. The brahmas just “see” (perceive may be a better word). These things will become clear in the future, as we get into details.

10.rupi brahmasの肉体（utuja kaya）は、devasの身体に比べてはるかに繊細なので、devaは私たちがdevaを見ることができませんように、rupi brahmasを見ることができません。

brahmas（およびdeva）は、光の助けを借りずに「見る」ことができ、音波を送る空気がなくても「聞く」ことができます。彼らの「肉体」には、私たちのような「目」や「耳」はありません。したがって、彼らは長距離にわたって「見る」「聞く」ことができます。そして、彼らは短時間でどこにでも望むところにいることができます。

•彼らの「ビジョン」がどのように機能するかの最も近い例えは、私たちが夢を「見る」方法です。夢を見るのに目は必要ありません。Brahmaは「見る」だけです（知覚するほうがいいかもしれません）。詳細については、これらのことは将来明らかにします。

11. A basic rule of thumb is that beings in lower realms, in general, cannot see the beings in the higher realms; humans of course have the capability to develop abhinna powers and “see” those beings in higher realms.

• In the kamaloka, the highest realms are of course the deva realms. Devas are also born instantaneously (opapatika births) just like the two kinds of brahmas. However, devas have a fourth types of a body called the “karaja kaya“, which is like of our physical body. And just like us they need to consume food (“amurtha“) regularly to sustain their “karaja kaya” which is also called the “aharaja kaya” since it requires food (“ahara“) for sustenance.
• Thus devas have “four bodies” or “chatuja kaya“, i.e., the four bodies of “kammaja kaya“, cittaja kaya, utuja kaya, and the “karaja kaya”.are collectively called a “chatuja kaya“.
• But devas (and brahmas) do not get sick. They just die and disappear when the kammic energy for that existence runs out.

11.基本的な経験則は、一般に、より低い領域の生物はより高い領域の生物を見ることができませんということです。人間はもちろん、abhinnaの力を開発し、より高い領域でそれらの存在を「見る」能力を持っています。

kamalokaでは、最高の領域はもちろんdeva領域です。devaは、2種類のBrahmaと同じように瞬時に生まれます（opapatikaなる誕生）。しかし、devaには「karaja kaya」と呼ばれます身体の第4のタイプがあり、これは私たちの肉体のようなものです。そして、私たちと同じように、彼らは定期的に食物（amurtha）を消費して「karaja kaya」を維持する必要があります。それは「aharaja kaya」とも呼ばれます。

したがって、devaには「4つの体」すなわち「chatuja kaya」があります。

しかし、deva（およびBrahma）は病気になりません。それらは、その存在のカミックエネルギーがなくなると、ただ死んで消えます。

12. When humans and animals are first “born” into that existence, they are also instantly formed in a form close to that of a brahma. This is the manōmaya kaya generated by kammic energy at the cuti-patisandhi moment.

• That manōmaya kaya is condensed into the gandhabba state that we have talked about in previous essays; see, “Gandhabba (Manomaya Kaya) – Introduction” and follow-up posts.
• For example, if a man dies and if he still has kammic energy for the “human bhava” left, then he will be reborn as human; otherwise, he will latch onto another “bhava” depending on his past strong kamma vipaka. For example, his next “bhava“could be as a deer.

If he is reborn a human, a “human gandhabba” will emerge form the dead body; if he is to be born a deer, then a “deer gandhabba” will emerge from the dead body.

12.人間と動物が最初にその存在に「生まれる」とき、彼らはbrahmaに近い形で即座に形成されます。これがcuti-patisandhiの瞬間にkammicエネルギーによって生成されるmanōmaya kayaです。

そのmanōmaya kayaは、以前のエッセイで述べたgandhabbaの状態に凝縮されています。Gandhabba (Manomaya Kaya) – Introductionを参照してください。

たとえば、男性が死んでも、「人間のbhava」に残されたエネルギーが残っています場合、人間として生まれ変わります。そうでなければ、彼は彼の過去の強いkamma vipakaに応じて別の「bhava」をつかみます。たとえば、彼の次の「bhava」は鹿かもしれません。

彼が人間に生まれ変わると、死体から「人間のgandhabba」が出現します。もし彼が鹿として生まれるなら、死体から「鹿のgandhabba」が出現します。

13. The body of a human or animal gandhabba is also a “chatuja kaya” like that of a deva; but it is finer than the body of a deva. A gandhabba can only inhale odours (“gandha” + “abba“) as food, and thus the name.

• Just like brahmas or devas, a gandhabba can “see” and “hear” over great distances. A gandhabba does not have a solid body to support physical eyes or ears. (Of course we have hard time imagining that. But it can be compared to what happens when we see a dream. There is no need for light to see dreams; we see dreams when it is pitch black at night; we do not “see” dreams with our eyes).

Even though one could think that it would be nice to be a gandhabba, a human gandhabba is in perpetual stress (agony may be a better word). A gandhabba cannot enjoy any kind of “contact” sense pleasure since the body is so fine; cannot taste food, or grasp anything. Most of all, a gandhabba suffers mentally because he/she can “see” normal humans “enjoying life” eating tasty foods, enjoying sex, etc.

13.人間または動物のgandhabbaの身体も、devaの身体のような「chatuja kaya」です。しかし、それはdevaの体よりも繊細です。gandhabbaは、「食料」として臭い（(“gandha” + “abba“）だけを吸い込むことができます。

•Brahmaやdevaと同じように、gandhabbaは長距離で「見る」「聞く」ことができます。gandhabbaには、肉眼や耳を支える堅実な体はありません。 （もちろん、それを想像するのは難しいことです。しかし、夢を見たときに起こることと比較してみます。夢を見るのに光は必要ありません。夜に真っ暗になりますと夢を見ます。 私たちの目で夢を見ます）。

gandhabbaになりますのはいいと思うかもしれませんが、人間のgandhabbaは絶え間ないストレスにさらされています（苦痛の良い言葉かもしれません）。gandhabbaは、体がとても繊細なので、いかなる「接触」感覚の喜びも享受できません。食べ物を味わうことも、何かをつかむこともできません。何よりも、gandhabbaはメンタル的な問題を抱えています。なぜなら、彼/彼女は、おいしい食べ物を食べたり、セックスを楽しんだりして、「人生を楽しんでいる」普通の人間を「見る」ことができるからです。

14. Of course, brahmas and devas can also “see” humans engaging in those activities (if they want to), but they do not have any liking (upadana) for such “coarse pleasures”. Their mental state is much higher, just like a human who has developed abhinna powers.  They are actually said to be repulsed by human bodies. Just like we do not “miss out” on the activities of worms, they are not interested in human activities. It all depends on the mindset associated with the particular bhava.

But a gandhabba has received the human or animal “bhava” because he/she very much DESIRES “coarse sense pleasures”: “upadana paccaya bhava“.

14.もちろん、Brahmaやdevaは、そうした活動に従事しています人間を「見る」こともできますが、そうした「粗い喜び」に対する好み（upadana）はありません。彼らのメンタル状態ははるかに高く、abhinnaの力を発達させた人間のようです。彼らは実際に人体にうんざりしていますと言われています。ちゅうど私たちがミミズの活動を「羨まない」ように、ミミズも人間の活動には興味がありません。それはすべて、特定のbhavaに関連する考え方に依存します。

しかし、gandhabbaは人間または動物の「bhava」を受け取りました。なぜなら彼/彼女は「粗い感覚の喜び」を非常に望んでいるからです：「upadana paccaya bhava」。

15. Thus we can see that we get these solid, dense bodies BECAUSE that is what we so eagerly desired. As long as we have craving for these “coarse sense pleasures” we will be born in the kamaloka. Even though the devas are also in the kamaloka, their desires are not as “coarse”. They do not need to “tightly grab things” to get the enjoyment.

• Brahmas in rupa loka are even further removed from “coarse sense pleasures”; they do not have a desire for tastes, smells, or body touches. Seeing and hearing is enough for them.

Brahmas in arupa loka do not even have a desire for sights and sounds. Mind pleasures are enough for them, and the presence of matter is minimal in the arupa loka.

15.このように、私たちは非常に熱望していたので、これらの固体で密な体を得ていますことがわかります。これらの「粗い感覚の喜び」を切望しています限り、kamalokaで生まれます。devaもカマロカにいますが、彼らの欲望は「粗い」ものではありません。彼らは楽しみを得るために「しっかりと物をつかむ」必要はありません。

rupa lokaのBrahmasは、「粗い感覚の喜び」をさらに取り除いています。彼らは味、匂い、または身体の感触を欲しません。見ることと聞くことで十分です。

arupa lokaのBrahmasには、視覚や音に対する欲求さえありません。マインドの喜びで彼らにとって十分であり、物質の存在はarupa lokaでは最小限です。

16. What we do not realize is that having “dense body” also leads to various ailments, and also subject to decay as it gets old.

• Furthermore, now the ability to “see” and “hear” over great distances is gone. Now the gandhabba is trapped inside a heavy, solid, body shell and has to “see” and “hear” through the “physical doors” that are attached to that body. That is the sacrifice made to be able to have the “grabbing experience”, to be able to enjoy coarse foods and sexual pleasures, etc.
• The Buddha called the physical body (“karaja kaya” or “aharaja kaya“) a “cave” or a “shell” that a gandhabba uses temporarily. It has a certain lifetime and during that time it grows, decays, and finally dies. Then the gandhabba needs to find another body. Especially in the kama loka, we just build a “new shell” when the old one dies, but also spend a lot of time as a frustrated gandhabba waiting for a suitable womb to start building a new body.

16.私たちが理解していないのは、「密集した体」を持っていますことはさまざまな病気にもつながり、年をとるにつれて腐敗することです。

さらに、遠距離で「見る」および「聞く」機能がなくなります。gandhabbaは、重くて頑丈なボディシェルに閉じ込められ、そのボディに取り付けられた「肉体のドア」を通して「見る」「聞く」必要があります。それは、「つかむ体験」ができ、粗い食べ物や性的快楽などを楽しむことができるようにするために作られた犠牲です。

•釈尊は、肉体（「karaja kaya」すなわち「aharaja kaya」）を、gandhabbaが一時的に使用する「洞窟」または「シェル」と呼びました。一定の寿命があり、その間に成長し、崩壊し、最終的に死にます。その後、gandhabbaは別の体を見つける必要があります。特にkama lokaでは、古いものが死んだときに「新しいシェル」を構築するだけでなく、新しいボディの構築を開始するために適切な子宮を待つのに欲求不満のgandhabbaとして多くの時間を費やします。

17. Thus it should be clear now that it is only the “physical body” that decays and finally dies; a human gandhabba will keep evolving and will find a “new body” similar to the old one IF the kammic energy for that bhava is not exhausted. Otherwise, the human gandhabba will just disappear (like a deva or brahma does at death), and a new animal gandhabba will emerge if the new bhava is that of an animal; see, “Bhava and Jāti – States of Existence and Births Therein“.

Thus we can see now that even for the humans and animals, “the basis” is a fine body of a gandhabba that has a fine body like a rupi brahma (and less dense than the body of a deva). The “solid body” starts growing inside the mother’s womb and continues after the “birth” as a baby by eating food.

17.したがって、崩壊して最終的に死ぬのは「肉体」だけですことは今や明らかですはずです。人間のgandhabbaは進化を続け、そのbhavaのkammicのエネルギーが枯渇しなければ、古いものに似た「新しい体」を見つけます。そうしないと、人間のgandhabbaはただ消えてしまい（devaやBrahmaが死ぬときのように）。もし新しいbhava動物のものであれば、新しい動物のgandhabbaが出現します。Bhava and Jāti – States of Existence and Births Thereinを参照してください。

このように、人間と動物にとっても、「基礎」はrupi brahmaのような立派な体を持っています（そしてdevaの体よりも密度が低い）gandhabbaの繊細な体ですことがわかります。 「固形物」の体は母親の子宮内で成長し始め、食べ物を食べて新生児として「誕生」した後も続きます。

18. The nature uses this physical body or the “shell” to impart kamma vipaka as well. We need to constantly clean this body all the time, and also need to take care of vital body parts. These are part of the “physical suffering” that we do not think twice about.

• And of course, we can come down with not only minor colds and headaches, but also major ailments like heart problems or cancer; this is also part of the “physical suffering”. Both kinds of “physical suffering” arise due to the physical body.

However, these hardships are “masked” by our sense of “anticipated future happiness” by acquiring such and such “pleasurable things”.

18.自然はこの肉体すなわち「シェル」を使用して、kamma vipakaも伝えます。私たちは常にこの体を常にきれいにする必要があり、また重要な体の部分の世話をする必要があります。これらは、私たちが二度と考えたくない「肉体的苦痛」の一部です。

そしてもちろん、軽度の風邪や頭痛だけでなく、心臓の疾患やがんなどの大きな病気もあります。これも「肉体的苦痛」の一部です。両方の種類の「肉体的苦痛」は、肉体のために発生します。

しかし、これらの困難は、そのような「楽しいもの」を獲得することによる「予想される将来の幸福」の感覚によって「覆い隠され」ます。

19. When some of those “hopes and dreams” do not materialize, we get severely distraught. Most of the suicides are committed under such circumstances, and this “mental suffering” could be worse than the “physical suffering” discussed above. It helps to read about WHY even famous, rich people commit suicide; that is also a form of meditation. We need to understand how suffering arises, in order to feel the full impact and be motivated to stop FUTURE suffering from arising.

However, the main goal of this essay is to point out the true nature of the physical body. Even though we are enamored (especially at young age) about the appearance of our bodies, as we get old we can see and experience the suffering that we endure because of this temporary “shell” that we value so much. It is there only for about 100 years, and then we will move onto another one; this is what we have been doing for countless aeons.

19.それらの「希望と夢」のいくつかが実現しないとき、私たちはひどく取り乱します。ほとんどの自殺はそのような状況下で実行されており、この「メンタル的苦痛」は上記の「肉体的苦痛」よりも悪化する可能性があります。有名な金持ちでさえも自殺する理由について読むのは役立ちます。それも瞑想の一種です。私たちは、完全なインパクトを感じ、将来の苦しみが起こらないようにするために、苦しみがどのように生じるかを理解する必要があります。

しかし、このエッセイの主な目標は、肉体の本質を指摘することです。私たちは体の外見に特に夢中になりますが（特に若い頃）、年をとるにつれて、とても大切にしています「殻」がこの一時的なものですことに耐える苦しみを経験します。それは約100年間しか存在せず、その後、別のものに移ります。これは私たちが無数のイオンの間やってきたことです。

20. The other point, which is even more important, is the special nature of the human body that has a well-developed brain; see, “Brain – Interface between Mind and Body“. That is what makes a human life special, because that is what allows us to understand the message of the Buddha and be able to get release from the suffering-filled round of rebirth.

• How the bodies of the hell beings are prepared by kammic energy to just impart kamma vipaka (they are unable to do abhisankhara, especially punnabhisankhara) Iis discussed in “Does the Hell (Niraya) Exist?.

20.さらに重要なもう1つのポイントは、発達した脳を持っていますという、人体の特殊な性質です。

Brain – Interface between Mind and Bodyを参照してください。

頭脳は私たちが釈尊のメッセージを理解し、苦しみに満ちた再生のラウンドから解放されることができるようにするものだからです。

kamma vipaka（abhisankhara、特にpunnabhisankharaを行うことはできません）を伝えるために、地獄の生き物の体がkammicエネルギーによってどのように準備されるかについては、Does the Hell (Niraya) Exist?

31 Realms Associated with the Earth

May 20, 2016; revised November 29, 2018; April 25, 2019; August 27, 2019; March 10, 2020

1. There are many things in “this world” that we cannot see, hear, etc. (i.e., perceive with our six senses). Scientists admit that they cannot account for 96% of the “stuff” that makes our universe. See, “The 4 Percent Universe: Dark Matter, Dark Energy, and the Race to Discover the Rest of Reality”, by Richard Panek (2011).  For more information, Google “dark energy, dark matter.”

• Many forms of energy do not have significant mass (or weight) but exist out there in the world.
• A good example is the fact that we are unaware of the huge amounts of “information” that surrounds us. There are hundreds and thousands of radio and television signals in a major city. We cannot see or hear any of those programs (i.e., we are unaware of their existence) without having a radio or a television “tuned” to the correct frequency.
• In the same way, we are unaware of the existence of 29 of the 31 realms centered around the Earth. Living beings in some of those realms live side-by-side by us, but we are unaware of them. Most of these beings have bodies “more like energy forms” than solid bodies. 
• With better detection technologies, we may be able to communicate with some of these living beings with subtle bodies in the future. Of course, those who develop abhiññā powers can also see some of them. We will get back to this issue below, but let us first discuss the relative locations of the 31 realms.

1.「この世」には、私たちが見たり聞いたりする（つまり、私たちの6感覚器官で知覚する）ことができないことがたくさんあります。科学者たちは、私たちの宇宙を構成する「もの」の96％を占めることができないことを認めています。リチャード・パネク（2011）による「4パーセントの宇宙：ダークマター、ダークエネルギー、そして残りの現実を発見するための競争」を参照してください。

詳細については、Googleの「ダークエネルギー、ダークマター」をご覧ください。

エネルギーの多くの形態は、大きな質量（または重量）を持っていませんが、宇宙中に存在しています。

良い例は、私たちを取り巻く膨大な量の「情報」に気づいていないという事実です。

主要都市には何百、何千ものラジオやテレビの信号があります。ラジオやテレビを正しい周波数に「調節」しなければ、番組を見たり聞いたりすることはできません（つまり、番組の存在を認識していません）。

同様に、私たちは地球を中心とした31の領域のうち29の存在に気づいていません。それらの領域のいくつかの生物は私たちのそばに並んで住んでいますが、私たちはそれらに気づいていません。これらの存在のほとんどは、固体よりも「エネルギー形態に似た」物体を持っています。

より優れた検出技術により、将来、これらの生物の一部と微細体との通信が可能になる可能性があります。

もちろん、神通力abhiññāの力を開発した人はそれらのいくつかを見ることができます。

以下でこの問題に戻りますが、最初に31領域の相対的な位置について説明します。

2. Buddha Dhamma says there are 31 realms associated with each habitable planetary system (cakkavāla). And there are an infinite number of them in the universe (this latter fact has been confirmed by science).

• Modern science is gradually confirming this broader world view explained by the Buddha 2500 years ago; see, “Dhamma and Science – Introduction.” Only a few hundred years ago, the Western world accepted a universe that centered around the Earth with stars “embedded in a celestial sphere”; see, “Celestial spheres.”

2.仏教では、居住可能な各惑星系（cakkavāla）には31の領域があると言います。そして、この宇宙にはそれらは無限の数があります（この後者の事実は科学によって確認されています）。

現代科学は、2500年前に仏陀によって説明されたこのより広い宇宙観を徐々に確認しています。

Dhamma and Science – Introductionを参照してください。

ほんの数百年前、西洋世界は、地球を中心とした「天球に埋め込まれた」星の宇宙を受け入れました。

Celestial spheresを参照してください。

3.  In the post, “The Grand Unified Theory of Dhamma – Introduction,” we described a model that consisted of 31 concentric “shells.” The actuality is pretty much close to that analogy, with some additional features. I have compiled a summary of the 31 realms in the table “31 Realms of Existence“.

• The sphere with 31 concentric shells overlaps the Earth. The lowest realm, niraya (or hell) is located deep inside the Earth.
• The next four realms (preta, asura, animal, and human) are closer to the Earth’s surface. There are some preta apāyās deep inside the Earth, but some pretās live on the surface. Asurās also live on the surface, but mostly in remote locations such as the ocean and isolated mountains. Humans can not see both pretās and asurās.
• There are many suttā in the Tipiṭaka that describe those three realms (niraya, preta, asura) in detail. We will discuss it in the future. The Peta Vatthu in the Khuddaka Nikāya of the Tipiṭaka describes pretās as well as gandhabbā.

3.The Grand Unified Theory of Dhamma – Introductionでは、31個の同心の「シェル」からなるモデルについて説明しました。現実は、いくつかの追加機能を備えて、そのアナロジーにかなり近いです。

31 Realms of Existenceの表に31領域の要約をまとめました。

31個の同心シェルを持つ球は地球と重なります。最も低い領域であるniraya（すなわち地獄）は、地球の奥深くにあります。

次の4つの領域（餓鬼、阿修羅、動物、人間）は、地球の表面に近い領域です。地球の奥深くにいくつかの餓鬼がいますが、いくつかの餓鬼は地表に住んでいます。 Asurāsも地表に住んでいますが、ほとんどは海や孤立した山などの遠隔地に住んでいます。人間は餓鬼とアスラの両方とも見ることができません。

Tipiṭakaには、これら3つの領域（niraya、preta、asura）を詳細に説明する多くの経があります。

将来的に議論します。 TipiṭakaのKhuddaka NikāyaにあるPeta Vatthuは、餓鬼とgandhabbāについて説明しています。

4. Of course, humans and animals live on the surface of the Earth. Gandhabbās only belong to either the human or animal bhava. Those gandhabbā are waiting for a suitable womb to be born with human (or animal) bodies; see the section: Gandhabba (Manomaya Kaya).

• Thus we say that those gandhabbā are in para lōka (nether world). Even though they live alongside us, we cannot see their very subtle bodies: “Hidden World of the Gandhabba: Netherworld (Para Lōka).”
• So, our world is much more complicated than we think.

4.もちろん、人間と動物は地球の表面に住んでいます。 Gandhabbāsは人間または動物のbhavaにのみ属します。それらのGandhabbāは、人間（または動物）の適切な子宮が生まれるのを待っています。

 Gandhabba (Manomaya Kaya)を参照してください。

したがって、それらのGandhabbāはpara lōka（冥界）にあると言われています。彼らは私たちと一緒に住んでいますが、私たちは彼らの非常に微妙な体を見ることができません：Hidden World of the Gandhabba: Netherworld (Para Lōka)

ですから、私たちの世界は思っているよりもはるかに複雑です。

5. Then come the six realms for the devas. The lowest of the six deva realms are on the surface of the Earth. Those devas are called Bhummatta devas, and they belong to the Cātummahārājika deva realm; see, “31 Realms of Existence“. They live mostly in their residences (deva vimāna) based on trees. Of course, we cannot see them or their “residences.”

• The higher deva realms extend out from the Earth.
• The 16 rupa realms extend even higher above the Earth.
• The four arupa lōka realms are located even further from the Earth.
• All these realms are concentric with Earth’s center. As the Earth spins around its axis and rotates around the Sun, all 31 domains move along with the Earth, just like the human realm does.
• Buddha has named these various realms in several key suttā, for example, in Dhammacappavattana Sutta (SN 56.11) and Maha Samaya Sutta (DN 20).

5.次に、devaのための6つの領域があります。6つのdeva領域の中で最も低いものは、地球の表面にあります。それらのdevaはBhummattaのdevaと呼ばれ、四天王Cātummahārājika　devaの領域に属しています。

31 Realms of Existenceを参照してください。

彼らは主に木を基にした住居（deva vimāna）に住んでいます。もちろん、私たちは彼らや彼らの「住居」を見ることはできません。

より高いdevaの領域は地球から上に伸びています。

16のrupaの領域は地球よりさらに高く広がっています。

4つのarupa lōka領域は地球からさらに離れた場所にあります。

これらの領域はすべて、地球の中心と同心です。太陽の周りを公転する地球の軸を中心に回転し、人間の領域と同じように、31のすべての領域が地球とともに移動します。

釈尊はこれらの様々な領域をいくつかの重要な経、例えばDhammacappavattana Sutta (SN 56.11) 、 Maha Samaya Sutta (DN 20)で命名しています。

6. In general, beings in higher realms can “see” those in the lower ones, but not the other way around (if came “face-to-face”). For example, devas can see us, but cannot see the rupi or arupi brahmās. Rupi brahmās can see devas, but cannot see the arupi brahmās.

• From the previous post, “Our Two Worlds : Material and Mental,” we know that there are only traces of “real” matter (suddhāṭṭhaka) in the arupa realms. Thus beings in the other 27 realms cannot “see” those arupi brahmās.
• When one develops abhiññā powers, one is said to be able to “see” successively higher realms. Of course, one needs to be able to get into the fourth jhāna to develop such abhiññā powers. Eventually, when one develops the eighth jhāna (and can get into attha samāpatti), one could be able to see many of the 31 realms.

6.一般に、より高い領域の存在は、より低い領域の存在を「見る」ことができますが、その逆はできません。

たとえば、devaは私たちを見ることができますが、rupi とarupiの brahmāsを見ることができません。

Rupi brahmāsはdevaを見ることができますが、arupi brahmāsを見ることができません。

前回の投稿Our Two Worlds : Material and Mentalから、無色界には「現実の」物質（suddhāṭṭhaka）の痕跡しかないことがわかります。したがって、他の27の領域にいる存在は、arupi brahmāsを「見る」ことができません。

abhiññāの力を発達させるとき、人は次々とより高い領域を「見る」ことができると言われます。

そのような神通の力を発達させるためには、4番目の禅定に入る必要があります。

最終的に、8番目の禅定を開発すると（そしてattha samāpattiに入ることができるようになると）、31の領域の多くを見ることができるようになります。

7. Now let us look at “things” in this world from a different perspective. A fundamental premise of Buddha Dhamma is the following. “Energy” is embedded in spin (bramana in Pāli; bramana or බ්රමණ in Sinhala), and in rotation  (paribbramana in Pāli; bramana or පරිබ්රමණ in Sinhala).

• The smallest unit of matter, a suddhāṭṭhaka, does not stay still. Depending on its rotation or spin (bramana) and its rotation around something else (paribbramana), other “modes of energy” and “types of rupa” arise.
• It is easy to visualize by considering the motions of the Earth. We all know that the Earth rotates (paribbramana) around the Sun, and it takes a year to complete one revolution around the Sun.
• While doing that the Earth rotates around its North-South axis; this is the spinning (bramana). It takes a day for the Earth to complete one such spin.
• Here is an excellent video that discusses this universal feature:

7.さて、この世界の「もの」を別の視点から見てみましょう。仏法の基本的な前提は次のとおりです。

「エネルギー」は、スピン（パーリ語ではbramana、シンハラ語ではබ්රමණ）と回転（パーリ語ではparibbramana、シンハラ語ではපරිබ්රමණ）が埋め込まれています。

出典は？

物質の最小単位であるsuddhāṭṭhakaは静止していません。その回転すなわちスピン（自転）および他の何かの周りの回転（公転）に応じて、他の「エネルギーのモード」および「rupaのタイプ」が発生します。

地球の動きを考えると簡単に視覚化できます。地球は太陽の周りを回転し、太陽の周りを1回転するのに1年かかることは誰もが知っています。

その間、地球は南北軸を中心に回転します。これが回転です。地球がそのようなスピンを完了するには1日かかります。

これは、この普遍的な機能について説明している優れたビデオです。

8. There are an infinite number of such cakkavāla (star systems or a collection of planets revolving around a star) in our universe. Each planet in such a “star system” undergoes spin around its axis and rotation around the star. Science has confirmed this within the past hundred years.

• Each of those cakkavāla may have “Earth-like” planets with their own 31 realms.
• A cluster of thousand such cakkavāla is called a “cūḷanikā lokadhātu” or a “small world system.” Thousand of such systems is a “majjhimikā lokadhātu” or a “medium world system.” A cluster of thousand of such systems is a “mahāsahassī lokadhātu” or a “large world system”; see, “Cūḷanikā Sutta (AN 3.80)“.
• Also see, “Paṭhamakosala Sutta (AN 10.29)” and “Buddhism and Evolution – Aggañña Sutta (DN 27)”.

8.私たちの宇宙には、そのようなcakkavāla（星と星の周りを回る惑星の集まり）が無数にあります。このような「恒星系」の各惑星は自転し、恒星を中心に公転します。科学は過去100年ほどでこれを確認しました。

それらのcakkavālaのそれぞれは、独自の31の領域を持つ「地球のような」惑星を持っているかもしれません。

そのような幾千のcakkavālaのクラスターは、cūḷanikā lokadhātuすなわち「小さな世界システム」と呼ばれます。そのようなシステムの数千はmajjhimikā lokadhātuすなわち「中世界システム」です。そのようなシステムの数千のクラスターがmahāsahassī lokadhātuすなわち「大規模な世界のシステム」です。

Cūḷanikā Sutta (AN 3.80)、　Paṭhamakosala Sutta (AN 10.29) およびBuddhism and Evolution – Aggañña Sutta (DN 27)を参照してください。

9. Scientists have also confirmed that all elementary particles (the smallest particles scientists can detect) have spin. Furthermore, in an atom, the electrons can be said to “rotate” around the nucleus, in a crude analogy with the Earth rotating around the Sun.

• Then our Solar system rotates too. The next higher conglomerates (for example, galaxies) also undergo rotation. Because of these rotations, all these structures tend to flatten out. For instance, in our Solar system, all the planets are on a plane. In the same way, all galaxies in a galaxy cluster in a flattened disk.
• Therefore, even though we see a very calm starry night sky, things out there are in constant motion. Furthermore, there are violent explosions of stars (supernova) that occur a billion times a year in the visible universe.
• That is why the realities out there are much more different than what we perceive with our very crude sense faculties. All the atoms and molecules in our bodies are in constant motion, not to mention the spins and rotations of uncountable suddhāṭṭhaka that constitute them.
• Thus everything around us is in constant flux. Our senses are just not capable of detecting them.

9.科学者はまた、すべての素粒子（科学者が検出できる最小の粒子）にスピンがあることを確認しています。

さらに、電子は原子核の周りを大雑把に言えば地球が太陽の周りを回るように「回転」していると言えます。

次に、太陽系も回転しています。次に高い星雲（たとえば、銀河）も回転しています。これらの回転のために、これらの構造のものはすべて平らになる傾向があります。たとえば、私たちの太陽系では、すべての惑星が平面上にあります。同様に、銀河団内のすべての銀河は、平らな円盤のように集まっています。

したがって、非常に穏やかな星空の夜空を見ても、すべてのものは絶えず動いています。さらに、目に見える宇宙で年に10億回発生する星の激しい爆発（超新星）があります。

そのため、そこにある現実は、私たちが非常に粗雑な感覚能力で知覚するものとははるかに異なっています。

私たちの体のすべての原子と分子は、それらを構成する数え切れないほどのsuddhāṭṭhakaのスピンと回転は言うまでもなく、絶え間なく動いています。

したがって、私たちの周りのすべてが絶え間なく変化しています。

私たちの感覚はそれらを察知することができません。

10. Modern science has also enabled us to see more and more of living beings around us. For example, the Western world was not aware of the existence of microscopic living beings until the advent of the microscope by Leeuwenhoek in the late 17th century: https://en.wikipedia.org/wiki/Antonie_van_Leeuwenhoek.

• Now we know that there are billions of living beings in the body of a human being. See, “There are as many creatures on your body as there are people on Earth!“.
• Hopefully, new technologies will enable us to “see” many living beings belonging to the preta, asura, and deva realms — as well as gandhabbā — in the future.
• Even though there are some claims of detection of horrible sounds from the niraya deep inside the Earth, they have not been confirmed; see, “Does the Hell (Niraya) Exist?“.

10.現代科学はまた、私たちの周りのより多くの生物を見ることができるようになりました。たとえば、西洋世界は、17世紀後半にレーウェンフックが顕微鏡を登場させるまで、顕微鏡で見える生物の存在に気づいていませんでした： https://en.wikipedia.org/wiki/Antonie_van_Leeuwenhoek

今、私たちは人間の体の中に何十億もの生物がいることを知っています。There are as many creatures on your body as there are people on Earth! を参照してください。

うまくいけば、新しいテクノロジーによって、将来、餓鬼、阿修羅、devaの領域に属する多くの生命体、そしてgandhabbāを「見る」ことができるようになるかもしれません。

地球の奥深くにあるnirayaからの恐ろしい音が検出されたという主張がいくつかありますが、それらは確認されていません。Does the Hell (Niraya) Exist?を参照してください。

11. As one moves up to higher realms, attachments to the material aspects decreases. That is why living beings in higher realms have less number of sense faculties.

• In the kāma lōka, one has all six sense faculties. Even there, the higher deva realms have “less strong sense contacts” with less dense bodies that we cannot see.
• Rupi-brahmās have much more delicate “bodies” compared to kāma lōka devas. They do not have touch, taste, and smell sensations.
• “Matter” is very subtle in higher rupa and arupa lōka realms. Therefore, even in the final destruction of a cakkavāla (in a supernova explosion), the realms above the Abhassara realm (realm #17) are not destroyed. That is why the lifetimes of those Brahmā are much longer than a single mahā kappa (an eon or the age of the universe); see, “31 Realms of Existence“. 

11.より高い領域に移動するにつれて、物質的な側面への愛着は減少します。そのため、より高い領域の生物は感覚能力の数が少なくなります。

kāma lōkaには、6つの感覚器官すべてがあります。より高いdeva領域では、私たちが見ることができないより密度の低い体との「より弱い接触の感覚」があります。

Rupi-brahmāsは、kāma lōka devasと比較してはるかに繊細な「体」を持っていますが、触覚、味覚、嗅覚はありません。

「物質」は、より高いrupaとarupa lōkaの領域では非常に微妙（微細）なものになります。

したがって、（超新星爆発での）cakkavālaの最終的な破壊においてでさえ、Abhassara領域（領域＃17）の上の領域は破壊されません。そのため、これらのbrahmāsの寿命は、単一のmahā kappa（宇宙の年齢）よりもはるかに長くなります。31 Realms of Existenceを参照してください。

12. Now we can understand why we cannot see the other 29 realms.

• In the higher realms around the Earth, living beings (and their environments) have very little solid matter. That is why we cannot see them or their habitats.
• The four arupa realms are mostly devoid of even the smallest unit of matter (suddhāṭṭhaka). Realms in the rupa lōka and even in the deva realms of the kāma lōka are made of very fine matter that we cannot see.
• The beings in the niraya (hell) have very dense bodies subjected to various forms of torture; of course, that realm is located deep inside the Earth.

12.これで、他の29領域が見ることができない理由が理解できます。

地球の周りのより高い領域では、生命体（およびその環境）はほとんど固形物がありません。そのため、私たちは彼らや生息地（環境）を見ることができません。

4つのarupa領域では、ほとんどの場合、最小の物質のユニット（suddhāṭṭhaka）さえも欠いています。

rupa lōkaの領域、そしてkāma lōkaのdevaの領域でさえ、私たちが見ることができない非常に細かい物質でできています。

niraya（地獄）の存在は、さまざまな形の拷問を受ける非常に密な体を持っています。

その領域は地球の奥深くにあります。

13. We are used to the perception of “solid tangible physical bodies” of humans and animals. That is called the “ghana saññā.” However, those physical bodies are mostly “empty.” That is because atoms, which are the basic building blocks, are mostly empty.

• Furthermore, our physical bodies all start with a single cell (zygote) in a mother’s womb. One needs a microscope to see a single cell. A gandhabba (which is even smaller than a cell) merges with that zygote that was formed by the union of a mother and a father. See, “Buddhist Explanations of Conception, Abortion, and Contraception,”
• Before entering the womb, gandhabba had a fine body similar to that of a rupi Brahma. Then that cell grows by taking in food first from the mother and then by eating once coming out of the womb. Our heavy physical bodies result from the accumulation of inert matter (by eating food).
• And as we discussed in “Bhava and Jāti – States of Existence and Births Therein“, a human bhava may not end at the physical death of the solid body that lives about 100 years. A human bhava may last thousands of years, and that lifestream continues its existence in many “physical bodies” with the gandhabba as the basis.

13.私たちは人間と動物の「固体の有形の肉体」の知覚に慣れています。それは「ghana（高密度） saññā」と呼ばれています。しかし、それらの肉体はほとんど「空」です。これは、基本的な構成要素である原子がほとんど空であるためです。

さらに、私たちの肉体はすべて、母親の子宮内の単一の細胞（受精卵）から始まります。単一の細胞を見るには顕微鏡が必要です。gandhabba（細胞よりもさらに小さい）は、母親と父親の結合によって形成されたその受精卵と融合します。

Buddhist Explanations of Conception, Abortion, and Contraceptionを参照してください。

子宮に入る前、gandhabbaはrupi Brahmaのような微細な体を持っていました。次に、その細胞は母体から栄養を摂取し、子宮から出てからは食物によって成長します。食物を摂取することで、私たちの重い肉体は、不活性物質の蓄積です。

そしてBhava and Jāti – States of Existence and Births Thereinで論じたように、人間のBhavaは約100年生きる固形体の肉体的な死で終わらないかもしれません。人間のBhavaは何千年も続く可能性があり、生命流動体としてはgandhabbaを基盤として多くの「肉体」に存在し続けます。

14. For example, in rebirth stories, the physical bodies in successive births are different, even though there may be some similarities; see, “Evidence for Rebirth“. In between consecutive lives, the lifestream continues just in the form its core, the gandhabba. 

• The solid body of a few hundred pounds that we consider to be “me,” is just a shell. When the gandhabba leaves the body — either at death or sometimes during a heart operation (see, “Manomaya Kaya and Out-of-Body Experience (OBE)“), it has no attributes of life.
• That is an excellent way to contemplate the  “ghana saññā” or to realize that our physical bodies are mostly dead matter; a shell that the gandhabba resides in. If a person of 300 pounds loses 100 pounds of weight, really that person “loses” one-third of his/her identity? It is the same person because the gandhabba is the same.
• All beings in the 31 realms eventually have “mental bodies” that are very fine comparable to that of a gandhabba. Even with our most excellent microscopes, we cannot see their ultra-fine “bodies.”

14.たとえば、転生ストーリーでは、いくつかの類似点がある場合でも、連続した転生の肉体は異なります。Evidence for Rebirthを参照してください。連続する転生の合間に、生命流動体はまさにその核となるgandhabbaの形で続きます。

私たちが「わたし」と見なす数十キロの頑丈な肉体は、単なるシェルです。gandhabbaが死ぬとき、または心臓手術中に時々体を離れるとき（Manomaya Kaya and Out-of-Body Experience (OBE)を参照）、肉体は生命の属性を持っていません。

これはghana saññāすなわち私たちの肉体がgandhabbaが住んでいるシェルでしかなく、ほとんど死体であることを理解したり、熟考するための優れた方法です。300ポンドの人が100ポンドの体重を失った場合、本当にその人は自分のアイデンティティの3分の1を「失なう」のでしょうか。

gandhabbaは同じなので、同じ人です。

31の領域のすべての存在は、最終的にはgandhabbaのそれに匹敵する非常に細かい「メンタル・ボディ」を持っています。私たちの最も優れた顕微鏡でさえ超微細な「体」を見ることができません。

15. The above picture gives us a perspective on how foolish we are to focus on material wealth, titles, etc. for at most 100 years in this life. By living a moral life, and by doing meritorious deeds we can make a much bigger “investment” in the future. That is by accruing merits that could lead to rebirths in the Deva or Brahma worlds where there much less suffering and no physical illnesses.

• But even in those higher realms, death is inevitable no matter how long the lifetimes are. Most of all, there is no escape from the possibility of future births in the lowest four realms. Thus Nibbāna is the only permanent solution.

15.上の写真は、私たちがこの人生でせいぜい100年間、物質的な富や称号などに焦点を合わせることがどれほど愚かであるかについての見解を示しています。道徳的な生活を送ることによって、そして功績のある行為をすることによって、私たちは将来、はるかに大きな「投資」をすることができます。それは、苦しみがはるかに少なく、肉体的な病気がないdevaまたはBrahmaの世界での転生につながる可能性があるメリットを獲得することです。

しかし、それらのより高い領域でさえ、生涯がどれほど長くても死は避けられません。何よりも、最下位の4つの領域で将来の転生の可能性から逃れることはできません。したがって、涅槃nibbānaが唯一の恒久的な解決策です。

16. Following is a fairly good video describing the general features of the 31 realms:

16.以下は、31領域の一般的な機能を説明するかなり良いビデオです。

12縁起説

Paticca-samuppada Sutta 　　　Samyutta Nikaya, XII (I). 1　　　パーリ経典　相応部12.1

	パーリ語	用語	英語	内容
1	avijjā	無明	ignorance	aniccā,dukkhā,anattāを常時において体感していないこと 貪瞋痴の状態で言動をおこすこと
2	saṅkhāra	行	reaction	学習された感情パターン、思考パターン　 アプリケーション　　自動反応回路
3	viññāṇa	識	consciousness	エネルギーを生む意識　　kamma viññāna エネルギーとはdhammā、、カルマの種、 未来を生む考え 「希望と夢」も含まれる。 これらは、52のcetasikāの複雑な組み合わせ
4	nāma-rūpa	名色	mind and body	メンタル・エネルギーが物質として具体化する
5	salāyatana	六処	six senses	感覚器官が対象を探索する機能を持つ（認識説明のPS） 意、視、聴、嗅、味、触　 脳、目、耳、鼻、舌、体 三世にわたるPSでは、受精卵
6	phassa	触	contact	内部rūpa（saḷāyatana）と外部rūpaとの接触を意味 感覚の信号が身体とではなく、無意識と結ばれること
7	vedanā	受	sensation	感覚信号のデータに嫌悪もしくは渇望のタグが付加される ９つのタグがあるが、メンタルの近遠のどちらに限定 somanassa 喜もしくはdomanassa憂
8	tanhā	愛	craving & aversion	tanhāはattachment付着、すなわち愛着 貪欲または憎悪が結びつく、という意味 渇望と嫌悪に区分された自動反応アプリケーションの作成 という解釈は間違っている。
9	upādāna	取	attachment	「upa近く」+「ādāna引っ張る」よって、 Upādānaは対象を「引っぱって近くに置いておく」 ことでエネルギーを集中照射させる マインドはārammana（対象）を引き寄せて、そこにエネルギーを注入する
10	bhava	有	the process of becoming	エネルギーが入る容れ物　　物質エネルギーの集合体　　　 枠組の中にエネルギーがあるが、カタチはまだない 3世のPSでは再生を何度か繰り返すメンタル体のこと
11	jāti	生	birth	具体化　　　　この世で形になる 誕生、出現、出生、具象化、物質化
12	jarā-maranam	老死	ageing & death	変化の連続、生・住・滅を繰り返す メンタルと肉体の苦しみの継続

パーリ語での意味

	パーリ語	語源	内容
1	avijjā	a否定形 +vijjā　智慧　　　　　 全体性の把握 三相、四諦の理解と実践 貪瞋痴の覆いがない明澄	苦しみの原因をいつも体感していないこと 「三相」を体感していないこと 貪瞋痴からはじまっていることへの無知 迷い 釈尊の風　三相篇
2	saṅkhāra	saṅ添加＋khāra行動 付加されたものとはエネルギー この文脈での具体的なものは貪瞋痴 abhisankhāraつまり強いsankhāra	学習された感情パターン、思考パターン　 自動反応回路　　 輪廻を継続させるものの蓄積 kammaの種を生成する強いsankhāra
3	viññāṇa	vi分離、区分、否定 ＋ñāṇa　智慧　全体智、知識、 vijjā とñāṇaの相違性は？ 分離されてしまった知識	kamma  viññāṇa エネルギーが埋め込められた意識 カルマの種になるエネルギー この文脈では無意識（中層意識・深層意識）で待機する学習された意識
4	nāma-rūpa	nāmaマインド＋　rūpa物質 意識エネルギー	メンタル界と物質界とのリンク 物質（具体化）と名前（一般化）の接点 未来の計画（メンタル界）の青写真（物質界） 過去の強い記憶（メンタル界）のエネルギー化 ウパニシャッドの概念から取り入れる
5	salāyatana	sal六 +āyatana «ā+yata+yu．āya+tanu+a．āyata+nī+a» 「目的のために感覚能力を使用する」 感覚器官（indriya）を意図的に使用するとindriyaはāyatana（意向）になる。	対象物を探求する感覚器官 ココロ、視、聴、嗅、味、触　の6つの感覚器官indriyaではなく、たとえばcakkayatana（目を基盤としてしまう）と manayatana（マインドを基盤としてしまう）であり、abhisankhāraを行う意向に転変したもの
6	phassa	phassa [phusa+ṇa．phusatīti　感触　 接触、感覚 単なるphassaでなくsamphassa 意図的な（汚れた）接触、感覚	探求する器官が対象と出会うことで得る感覚 自分の性向gatiによって接触するものが決定する。 この性向と対象が結びつくことでsan（付加された）感触が生成する
7	vedanā	vedanā　（「veema」+「danaveema」）イベントが発生したことを認識する	感触の感覚データに2種（近遠）の内の１つのタグが付加されているもの　 受vedanāは感覚や情感ではない
8	tanhā	tan場所+hā　融合・溶接・結びつき　　　 対象に付着するもの 付着したもの、粘着するもの	近遠のタグによって自分のマインドが対象に関心を向けたので、対象とマインドが溶接されて結びつくこと。 愛着、付着、結びつき Tanhāは、貪欲、憎しみ、無知によって「この世の物事に執着している」こと。 多くの場合、「渇望」と誤って翻訳されている。 渇望と嫌悪に区分された自動反応アプリケーションの作成ではない
9	upādāna	upā近くに＋ādāna 掴む・取得　　 近くに置いておく、という意味で 対象を掴み続けている行為	結びついたものを近くに掴み続けることで、 対象に集中的にエネルギーを照射できる状態 執着　　 自動反応アプリケーションを保持することで、無意識のうちに対象に依存している状態
10	bhava	bhava　　 枠組みしかないエネルギー体 メンタル・ボディの原形 変化する魂 再生（誕生）を何度か繰り返すメンタル体	掴み続けることでマインドのdhammāエネルギーがbhūtaエネルギーに転換し、それらが枠組みはあるがカタチにはまだなっていない物質エネルギーとして保管されている状態 　 意識から物質が生まれるプロセス
11	jāti	jāti　　　出生 カタチ	ヒトの場合はメンタル体がdhātuで構成されて具体化すること 誕生とは、この世でカタチになること 無色界ではdhammāがgatiに 色界ではgatiがbhūtaに転変すること
12	jarā-maranam	jarā　老化　 maranam　死去	ヒトの場合は肉体とメンタルの苦しみの継続